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北極男の南極行  

前回の続き。
先日、新古書店へ本を売りに行った話である。

売ったのは以下の通り。

①モノ・マガジン №809 ワールドフォトプレス 2018年
②ビーパル 2017年4月号 小学館

③ジェシカ・ブルーダー ノマド 漂流する高齢労働者たち 春秋社 2018年
④服部小雪 はっとりさんちの狩猟な毎日 河出書房新社 2019年

はっとりさんちの狩猟な毎日

⑤高山純 石川榮吉 高橋康昌 地域からの世界史17 オセアニア 朝日新聞社 1992年
⑥エリック・ホッファー 波止場日記 みすず書房 2004年新装版5刷
⑦村上ナッツ つだゆみ 辰巳満次郎 能の本 西日本出版社 2016年
⑧齋木伸生 フィンランド軍入門 イカロス出版 2009年2刷
⑨徳田耕一 サハリン 鉄路1000キロを行く 日本交通公社 2000年4刷
⑩遠藤ケイ 遠藤ケイの野外生活手帳 日本放送出版協会 1997年

遠藤ケイの野外生活手帳

⑪B・A・トゥゴルコフ オーロラの民 ユカギール民族誌 刀水書房 1995年
⑫荻田泰永 考える脚 KADOKAWA 2019年

⑬井上真琴 図書館に訊け! ちくま新書 2004年
⑭千野信浩 図書館を使い倒す! 新潮新書 2005年

⑮塩野七生 ローマ人の物語17 悪名高き皇帝たち1 新潮文庫 2005年

以上15冊。


⑫荻田泰永 考える脚

考える脚

著者(1977~)は主に北極地方での活動をメインとした冒険家で、2017年度の植村直己冒険賞を受賞している。

本は3章に分かれていて、それぞれ1つの極地遠征行について書かれている。

第1章 北極点無補給単独徒歩 2014年
第2章 カナダ~グリーンランド単独行 2016年
第3章 日本人初南極点無補給単独徒歩 2017~2018年

このうち、第3章の南極点無補給単独徒歩は日本人初ということもあり、マスコミで取り上げられていた。
しかしこの第3章は他の2章と比べてページ数が一番少ない。
なぜなら第3章の南極遠征は他の章の北極遠征と比べて「楽だった」からである。

これは北極と南極の違いである。

北極は海の上の氷であり、海流や風によって割れたり、氷同士がぶつかって盛り上がったりする。
割れた部分は遠回りして避けるか、重い荷物になるカヌーやボートで渡るか、ドライスーツを着て泳いで渡るかしなければならない。
睡眠中に氷が流されて、前日の出発地より南に流されてしまうこともある。
そしてホッキョクグマに襲われる恐怖がある。

南極は大陸の上に氷が乗っているのでほぼ動かないし、平坦部分が多い。
各国の観測基地や観光拠点もあってアクセスやサポート体制が整っている。
ペンギンに襲われることもないだろうし、極地専門の冒険家である著者にとっては楽だったのだろう。

ちなみに第2章のカナダ~グリーンランド単独行(2016年)は、
カナダ・グリスフィヨルドからスミス海峡を渡り、グリーンランド・シオラパルクまで徒歩でトレースしたのだが、これは世界初の快挙である。
著者は他人から言われて初めて気づいたらしい。

もしこれが報道されていたとしてもぴんと来ないだろう。
南極点と違って達成度合いがいまいちわかりにくい、凄いとは思うのだが。

次回へ続く。

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