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征四郎と三四郎  

前回の続き。

伊勢の地ビール「神都ビール」を飲み、煙草を吸いながら梨木香歩の小説「家守奇譚」を読む。

主人公は売れない作家、綿貫征四郎である。
亡き友人の父から引っ越すから空いた家に住んで窓の開け閉め等の守りをしてくれないか頼まれた。
幾何かの謝礼も支払うと言われたので渡りに船とばかりにこの家に住むこととなった。
そして亡き友人との幻想的な再会をきっかけに色々と怪異な現象に遭遇していく。

家守奇譚と神都ビール

自分は旅に持っていく本はカバーを外し、読み終えたら捨てていく。
荷物を少しでも減らすという目的があるのだが、たまに持って帰る本もある。
手元に残しておきたいと思った本はどこでも買える本でも不便を承知で持って帰っている。
それ自体が旅の記念になるからだ。

この「家守奇譚」はそうであった。
カバーは捨ててしまったが家に持って帰っている。

自分にとってのこの小説の魅力は主人公の設定にあるかもしれない。
貧乏で社会にうまく適応できなさそうなところが自分と似ていて共感してしまう。
そして現実離れした物語がビールの酔いと眠気で自分が主人公になって疑似体験しているような感覚があった。

40ページほど読み床に就いた。

翌朝0600時に起床しバイキング朝食をホテルのレストランで摂る。
その後無料配布の朝日新聞を部屋に持って帰り読もうとしたら1面に目を見張る見出しがあった。

『「106年ぶり 再連載スタート」
夏目漱石「三四郎」の106年ぶりの再連載が本日始まりました。』

えっ!!ほんまかいな。

朝日新聞三四郎第1回

自分は毎日新聞購読者で全然わからないが朝日新聞では再連載の事情説明や告知はあったのだろう。
しかし何故今になって夏目漱石の連載小説・・・???。

タイトルカットや名取春仙による挿絵は当時のものらしい。
最近何かと話題を提供してくれる朝日新聞である。

0830時頃にホテルを出発した。伊勢志摩スカイラインへ走りに行く。

続く。

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