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社内ニート  

前回の続き。
先月、新古書店へ「騎士団長殺し(第1部、第2部)」、「みみずくは黄昏に飛びたつ」を売りに行った話である。

しかし売ったのは上記3冊だけではない。
以下の16点を店へ持ち込んだ。

①フィールダー vol.38 笠倉出版社 2018年
②ビーパル 2018年3月号 小学館

ビーパル 2018年3月号

③本の雑誌 2018年3月号 本の雑誌社
④望星 2018年3月号 東海教育研究所
⑤村上春樹 騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 新潮社 2017年
⑥村上春樹 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 新潮社 2017年
⑦村上春樹、川上未映子 みみずくは黄昏に飛びたつ 新潮社 2017年

騎士団長殺し1、2

⑧川合康三 桃源郷 中国の楽園思想 講談社選書メチエ 2013年
⑨トム・ルッツ 働かない 「怠けもの」と呼ばれた人たち 青土社 2006年
⑩東本昌平 雨はこれから2 モーターマガジン社 2017年
⑪神坂次郎 元禄御畳奉行の日記 中公新書 2009年40版
⑫蜂須賀正氏 南の探検 平凡社ライブラリー 2006年
⑬土橋章宏 文明開化 灯台一直線! ちくま文庫 2017年

文明開化 灯台一直線!

そしてCD。

⑭Savages ”Silence Yourself” 
⑮Savages ”Adore Life”
⑯Levellers ”Mouth to Mouth”


⑧の「桃源郷 中国の楽園思想」は
中国に古代からあった不老長寿、隠逸への憧れを「詩経」から陶淵明の「桃花源記」まで見ていき、中国の楽園思想を読み解いてる。

この本は昨年も売っている。そして今回も売った。
そう、同じ本を2冊買っていたのだ。

桃源郷 中国の楽園思想

気づいたのは昨年の1冊目を売る前、部屋を整理していた時である。
2冊とも付箋、しかし別の箇所に貼り付けていたので2冊とも読んだのだろう。

もちろん2冊目を読んだ時は全く気づかなかった。これはちょっと・・・頭が危ないのではないか?

今回売る2冊目の本で付箋をしていたのは白居易の箇所である。

白居易(772~846、字(あざな)は楽天)は唐代の詩人である。
官僚でもあったが、若い時から隠逸、彼の言葉で言えば「閑適」への希望があった。

58歳以降の彼の官職は太子の後見役という名目だけ、しかし俸禄や栄誉に恵まれた地位に就いた。
生活の保証はあるし、公務はほとんど無きに等しいため、隠者と同じ心身の自由がある。

この立場を彼は「中隠」と名付けた。
「中」があれば「大」、「小」もある。

「小隠」は山に隠れる、隠遁する平凡な隠者、「大隠」は真の隠者で市井、街中に住むということを受けて、
その中間を「中隠」と呼んでいる。
閑職に就いてそこそこの生活費を稼ぎ、有り余る時間を自分の趣味等に費やす。
それこそが理想の生き方である、と自分の境遇に白居易は満足していた。

自分も中隠になりたい。言い換えれば「社内ニート」になりたい。
仕事でやることが多くありすぎ、長時間残業、サービス残業にはもううんざりしている。

次回へ続く。
ヘイヘイ。


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