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過客たちの物語  

前回記事の続き。

彦根まで来て無駄足に終わるのは悔しい、惜しい。
彦根城にでも行ってみようか。もしかしたら「あの人」、じゃなかった「あの猫」に会えるかもしれない。

しかし神社近くで新刊書店らしき建物を見かけたのを思い出し、観光はやめて寄ってみた。
何か新刊本でおもろいのがあれば買って帰ろうと思ったからだ。
(帰宅してから知ったが全国にチェーン展開している書店だった。)

すると入口すぐに古本コーナーがあるではないか。

早速棚を見ていく。
やはり人の目を気にせずゆっくり本を見られるのは良いことだ。

購入したのは以下の通り。

①田口昌樹 「菅江真澄」読本 1~5 全5巻 無明舎出版 1994~2002年(初版第一刷刊行年) 1200円

②ドナルド・キーン 百代の過客 講談社学術文庫 2011年 400円

③J.M.G.ル・クレジオ 大洪水 河出文庫 2009年 100円

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①菅江真澄(1754~1829)は三河国生まれの旅行家で、本名は白井英二。知之、白超とも名乗っていた。
30歳で故郷の三河を出て以来47年間を旅に暮らした。信濃、陸奥、出羽、蝦夷地等を巡っている。

その著書は日記、地誌、随筆、図絵集など100種200冊におよぶらしい。
その内容も民俗、歴史、地理、文学、考古、科学等多岐にわたっており、江戸後期の常民の生活を客観的に記している。

この本は酒、鉱山、桜、滝、石、民謡など1つの項目を章にして真澄の著書を読み解いていくらしい。

②はアメリカ生まれの日本学者、ドナルド・キーン(2012年日本国籍取得)が日本の日記文学を読み解く本である。
「入唐求法巡礼行記」、「土佐日記」、「明月記」、「奥の細道」等が取り上げられている。

③ル・クレジオは2008年ノーベル文学賞受賞の作家である。

彼の作品は「海を見たことがなかった少年」しか読んだことがない。
大昔の、多分学生時代に読んだ記憶があるが内容が思い出せない。完読したとは思うのだが・・・

価格につられて買ってしまったが、これを機会に彼の作品を読んでみるか。


取りあえず彦根に来た甲斐はあった。
この日の夜から夜勤が始まるので、観光等の寄り道もせず帰宅した。

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