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酒田大火から40年のこの日、新幹線の車内でバイ貝を持ちながら眠りに落ちていた  

話は10月末に戻る。
酒田大火から40年経ったこの日の朝、京都駅の12番線ホームにいた。

酒田大火は1976年(昭和51)10月29日に山形県酒田市で発生した大火である。
この火災で酒田市中心部の商店街約22万5000平米(22.5ヘクタール)を焼失した。
一般市民に犠牲者は無かったが、酒田地区消防組合の消防長1名が殉職した。
(以上、ウィキペディアからの要約)

この時の自分はまだ少年で酒田からは遠い関西に住んでいたが、酒田大火のことを覚えている。
ニュースで見た映像などが強烈だったのだろう。
家を出る前のテレビニュースでこの40年前の大火について報じていた。

京都駅12番線表示板

さて12番線は東海道新幹線の上り方面のプラットホーム(正しくはプラットフォーム(platform)なのだが)である。
東京へ行くためにここにいる。

0700時前にJR京都駅に到着。
0730時までに出発する「のぞみ」の指定席の切符を買おうとするが、窓側の席は既に満席。
3人掛けの通路側の席を買い、0706時発「のぞみ104号」に乗り込んだ。

のぞみ104号201610

車内ではいつもの電車内の過ごし方と同様、読書をしていた。
読んだのは

町田康 バイ貝 双葉文庫 2016年

である。

人間は生きていくためにお金がかかる。そのため働いて稼がなければならない。
しかし働くと鬱が発生する。鬱を抱えていると人生が面白くなく、出来れば無くしたい。
鬱を無くすためにはどうするか。お金を使うのである。
お金を使うと当然無くなるのでまた働いて・・・

この宿命に果敢に挑んだ中年男の姿を描いた小説、らしい。

バイ貝

しばらく読んでいたが、途中の名古屋駅を発車した後、まもなく眠りに落ちた。

今回の東京行きで持参した本はこの1冊だけである。
自分はいつもツーリングや旅行では最低2、3冊は持って行く。1冊が面白くなかった時の保険みたいなものである。
旅先で買えば良いのだろうが、読みたい本が見つからなかった時の恐怖を想像してしまい、強迫観念的に本を多めに持って行ってしまう。
完全に活字中毒者である。精神が病んでいるのだろうか。

しかし、今回は1冊だけ。
日本一の大都会で、書店や出版社が数多くある東京だから本には困らないであろうというのはもちろんだが、
その東京の中でも飛び抜けて本が多い、つまり日本一本が多い、否、世界一本が多いかもしれない所へ自分は今向かっているから1冊で充分なのである。

次回へ続く。
ヘイヘイ。

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