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屋久島登山のトイレ事情  

前回の続き。
雑誌の拾い読みをしていく話である。

「岳人2016年11月号」では屋久島が特集として取り上げられていた。
その中で屋久島のトイレ事情が大きな問題になっている事が書かれている。

岳人2016年11月号

屋久島は1993年の世界遺産登録以降、登山者が急増した。
それに伴い、急浮上したのがこのトイレ事情である。

この記事の冒頭には登山者がトイレ待ちの行列を並んでいる写真が載っていたが、ピーク時には1時間半待ちになる時があるらしい。
尿意、便意を催した時にはもう既に手遅れである。
頻尿や腹が弱い方は登山、トレッキングできず、その行列で永久ループであろう。

それ以外に悪臭、島の水源汚染。
山岳部のトイレは13カ所あり、その内6カ所は汲み取り式である。
2008年まで穴埋め処理をしていたが、登山者の急増で分解速度が追いつかなくなってしまった。

そのため2009年からは屎尿を麓まで人力で搬出することになり、その費用も問題である。
搬出量は年間1万リットル。20リットルのポリバケツ500個分である。
その搬出費用は1つのポリバケツに付き平均38000円。
書き間違いではない、3万8千円である。
背負子で背負い、場所によっては片道3~4時間かけて登山口まで搬出するらしい。
毎年1500万~2000万円の費用がかかっている。

屎尿が入ったポリバケツを背負うという事もさながら、容器の中で揺れる液体を背負って歩くといのは過酷な作業だと思う。
その搬出費用が1個あたり38000円というのは高いか安いかは人によって感じ方は違うだろう。

このように経費が非常にかかるために搬出できない屎尿もあるらしい。
約3000リットル分が搬出できず、トイレ脇のバケツに入れて保管しているという。

そのため、対策ももちろん行なっている。

まずは携帯トイレの活用の推進。

山岳部に携帯トイレ用のブースを13カ所設けている。
搬出コストを減らすと同時にトイレ待ち行列の緩和することに繋がってくる。
携帯トイレは島内のレンタル用品店、土産物店等で購入でき、使用済みのものは登山口で回収している。

そしてやはり募金制度である。

登山者は協力金として日帰り1000円、山中宿泊2000円を支払い、協力者証としてオリジナルバッジをもらう。
このバッジを提携先の宿やツアー会社、土産物店で提示すると割引が受けられる。
協力してくれた登山者には還元しようという仕組みである。

自分は以前から屋久島へは行ってみたいと思っていた。
ただ雨が多いのでオートバイツーリングではなく、トレッキングのまねごととしてである。
一体屋久島へはいつ行けるのだろうか?

次回へ続く。
ヘイヘイ。

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