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オハウセット  

前回の続き。
万博記念公園内の自然文化園を通っていくと国立民族学博物館が見えてきた。

自然文化園から見たみんぱく

ここで開催されている「特別展 夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を観るのがこの日の目的である。

「夷酋列像」は1790年(寛政2)に描かれた12人のアイヌの首長たちの人物画である。
作者は蠣崎波響(かきざきはきょう)(1764~1826)。松前藩主の家に生まれ、後に同藩の家老となった画人である。
「夷酋列像」は時の天皇であった光格天皇や諸藩の大名たちの称賛を受け、数多くの模写を生んだ。
今回、蠣崎波響筆の原画と考えられているフランス・ブザンソン美術考古博物館所蔵本と国内各地の諸本が初めて一堂に会する。
(ブザンソンのものは4月19日まで展示。4月21日からは国立民族学博物館所蔵のものを全面展開して展示)

夷酋列像大立て看板2

1200時前に入館。
特別展は四章で構成されていた。

夷酋列像展入り口

「夷酋列像」は第一章の「夷酋列像の系譜」で展示されていた。
かなり広い展示室に入っていった。
壁面を赤くし、12人の首長(「イコリカヤニ」の絵を欠いているので正確には11人)が横一列に一望できた。
壮観である。

近寄って細部を観る。
かなり細かい。体毛の1本1本まで精緻に描かれていた。
衣服の赤色がよく映えている。展示室壁面を赤にしたのはこの衣服の色の印象が強かったからだろうか。
人が少なかったほの暗いこの部屋でしばし現実から逃避した。

第1章を見終えた後の3つの章はそれぞれ「夷酋列像」をめぐる「人」、「物」、「世界」と題してこの絵に影響を与えた、もしくは関連する物が展示されていた。
人物画やアイヌの民具、そして蝦夷に関する古文書等々。

1時間ほどで会場を出て、博物館内のレストランへ。
ここで「オハウセット」を食べようと思ったからだ。

オハウセットメニュー看板

「夷酋列像」展開催中の限定メニューで
・チェプオハウ(魚の煮込み汁)
・コロコニの煮物(フキの煮物)
・アマム(キビご飯)
3品1200円のランチセットである。

しかし売り切れで、仕方なくカレーライス950円を食べる。
「これなら帰宅途中に寄り道してどこかのファストフード店で食べれば良かったなあ。」と思いながら掻き込むようにして食った後、博物館を出て万博記念公園駅へ向かう。

太陽の塔背面201602

太陽の塔の後ろ姿が神々しく美しかった。

モノレール、地下鉄に乗り帰路についたが途中寄り道をした。

次回へ続く。
ヘイヘイ。

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