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原子潜母  

今回も前回記事同様、原子力について書く。
原発ではなく、原潜だが。

W・アンダーソン 北極潜航 光文社 1959年

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1958年、アメリカ海軍の原子力潜水艦ノーチラスが北極点到達を兼ねて北極海縦断を達成した記録である。

著者は艦長自身で、世界初の潜水艦による北極点到達を目指した。
極秘に計画を進めるため、乗組員の大半にも出港後しばらくは本当の行先を知らせず6月に最初の航海へ出た。
しかし浅い水深で巨大な氷に阻まれこれは失敗した。

2度目の7~8月の航海で目的を達成し、共同通信の1958年10大ニュースの一つに選ばれたらしい。

本の内容や著者の軍人としての立場、時代背景もあるかと思うが原子力への不安が一切感じられない。
むしろ明るい未来が先に開けていると信じられていたようだ。
非常に効率的な燃料、推進機関であるのは間違いないが、放射能への不安はなかったのだろうか。

この本は昨年末、大阪梅田にある阪神百貨店での古書即売会で購入したものだ。
この催しには初めて行った。結構思っていたより広かったが人が少なかった。
会場隣りで開催されていた「サンダーバード博」のついでにもう少し客入りが良くてもいいはずだが。
自分もついでに「サンダーバード博」を見て、雑踏が苦手なため梅田からそそくさと逃げるように家へ帰った。

なおこの本の裏表紙の見返し部分に「東京泰文社」のステッカー
(各古書店独自デザインの値札の正式名称ってなんて言うの?)
が貼られていた。

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調べたところ東京泰文社は神保町一の洋古書店だったらしいが1996年に閉店したらしい。

流れ流れてこの本は自分の手元にある。これも古書の魅力の一つだと思う。

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