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フジモトマサルと須田剋太  

前回と同じく今回も村上春樹について。

村上春樹の作品を初めて読んだのは高校生の時。「風の歌を聴け」の文庫本である。
(この文庫本はまだ自分の手元にある)

それから約30年。氏の作品をほとんど読んできた。
最近買って読んだのは

村上さんのところ 新潮社 2015年

である。

村上春樹が質問、相談を受ける期間限定(2015.01.15~05.13、119日間)のサイト、「村上さんのところ」に寄せられた473通のメールのやり取りが収録されている。

メールは総数37465通(17日間)におよび、全てのメールを見るのに3ヶ月以上かかったそうである。
その中から3716通に返事のメールを書き、その中の473通が書籍化された。
電子ブックでは3716通の全てが収録されている「村上さんのところ コンプリート版」も発売されているらしい。

村上さんのところ

イラストはフジモトマサル。
この人が描く動物を擬人化した絵は非常に好きだなあ、
と思っていたら先月、11月22日に亡くなられていたのを新聞で知った。
慢性骨髄性白血病だったらしい。46歳だった。
ご冥福をお祈りします。

さて本を読んでみたらついつい引き込まれて夢中になってしまった。
村上春樹作品のファンを「ハルキスト」ではなく「村上主義者」と呼びましょうと村上春樹本人が呼びかけたり、
「子猫が生まれたから貰って」と言われ行ってみたら渡されたのは親猫の方だったという投稿者の方の話等々。
熱烈なヤクルト・スワローズファンの村上春樹だが、メールのやり取り当時に今年のセ・リーグ優勝など全く予想もしていなかったのがわかっておもろい。

驚いたのは「子供の頃、何か習い事をしていたか?」という質問に対する返答である。

なんと村上春樹は小学生の時、須田剋太に絵を習っていた。
須田剋太(1906~1990)は司馬遼太郎の「街道をゆく」の挿絵を担当していた画家である。
当時近所に住んでいたらしく須田は子供達を集めて絵画教室を開いていたらしい。
須田から絵を教えてもらえるなんてうらやましい。
村上春樹も良い思い出の一つとして紹介していた。

で、この「村上さんのところ」を先日、新古書店へ売りに行った。

続きは次回。
ヘイヘイ。


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