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街の本屋と喫煙者の砦を守れ!  

前回の続き。

今回は台風一過の翌日に読んでいた雑誌について述べようと思う。
それは

本の雑誌 2015年7月号

である。

ちなみに前回記事で紹介した「オフ・ザ・マップ」をこの号で紹介していたのH・A氏。全国的に知られた京都の書店、K文社I店の店長である。

この号の本の雑誌の特集は「これからの「本屋」の話をしよう!」と題して新刊本屋の現状をルポしている。

本の雑誌201507

いくつか記事があったが、その一つとして神戸・海文堂書店を挙げている。
その現状、というか海文堂は2013年9月に閉店しているので、無くなったことに対する街の人々の声を取材している。

閉店を惜しむ声がほとんどを占めていたが、中には冷めた意見を言う方もいた。

曰く
・閉店の日にたくさん人が集まったが、あの中に何人本を買っていた人間がいたのか。
・店が無くなって寂しがる人もいるが、要らないから本屋は無くなったのではないか。
ごもっともな意見である。

本屋をNPOにすべきと言う方もいた。
一般企業のように増収を目指す書店というのはもはや現実的ではない、と。
再販制度に守られた(縛られた?)日本の書店はNPOという形が本来の姿であったのかもしれない。

その他の記事で興味深く読めたのが

・吉田豪 万歩書店の思い出

・服部文祥 人類史上最高の人間 ナンセン「極北」を読む

・荻原魚雷 辻征夫の年譜を読みながら

・鏡明 昼間のブックオフ

である。

万歩書店は岡山の巨大古書店で自分も行ったことがあり、
観光地を巡らず昼食もコンビニですませひたすら古書漁りをした、と書いた一節に自分もそうだったと共感を覚えたり、
サバイバル登山家が絶賛する極地探検家ナンセンの精神的タフさに改めて感心したり、
現代の隠遁者と自分が勝手に「認定」している荻原魚雷氏が氏と同じく人付き合いが苦手な詩人、辻征夫を紹介していた。

が、最も共感し印象に残ったのは鏡明「昼間のブックオフ」の一節である。

「わたしもD(大手コーヒー店チェーン)を利用するが、それはほとんど喫煙のためで」

煙草を吸う自分は「そうなんだよなあ」と頷くばかりである。
大手ファストフードチェーンのMと違ってうるさいガキの集団も滅多にいないし。

今後もずーっと煙草が吸えるように是非是非お願いします。
次回は同じ日に読んでいたムックを紹介する。

それではヘイヘイ。


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