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故郷と原爆の作り方  

本日は最近読んだ本を2冊紹介する。
2冊とも新刊で購入した。

①伊藤洋志、pha フルサトをつくる 東京書籍

②池澤夏樹 アトミック・ボックス 毎日新聞社

①は著者の二人が「生きていくのに困らない帰る場所」を
和歌山県熊野に作るレポートである。
古民家を改装しシェアハウスを作った話だ。

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暮らしの拠点を1か所ではなく過疎地などにもう一つの拠点「フルサト」をつくり、
生活すること自体を楽しむといった内容だ。
単なる田舎暮らしの本とは少し毛色が少し異なる。

著者の一人、pha(ファ)氏はニートだが東京でシェアハウスをつくっている。
鴨長明のような生き方をしたい自分は氏の生活がうらやましい。
現代の隠遁者と言えると思う。
自分は氏のブログの愛読者でもあるのでこの本に興味をもった。

そして廃校の校舎を使用した本屋(正確にはブックカフェ)のことが書かれているが
それをサポートしているのが京都の名物書店、ガケ書房である。
熊野に行く機会があれば是非行ってみたい。

(「phaの日記」の「廃校の本屋」の記事)


②は毎日新聞朝刊で連載されていた小説である。

癌で亡くなった漁師の父から社会学者の娘はCDを預けられた。
国産原爆の開発データが入ったCDである。
それを持って逃げるというサスペンス仕立ての物語だ。

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読了後はしばらくぼーっとしていた。
「おもろい」小説を読んだ後は必ずそうなってしまう。

池澤夏樹の小説は以前二作読んだことがある。
「マシアス・ギリの失脚」と「氷山の南」だ。

文学的なことはよくわからないし語れないが、
その小説が物語として「おもろい」かどうかというのはわかると思う。
自分が読んだ池澤夏樹の小説三作は間違いなくおもろかった。

最近小説をあまり読まなくなったが、
これを機にまたいろいろなジャンルの小説を読んでいきたい。



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