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古本市の神はこの計画をどう思うか  

前回の続き。

森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」 角川文庫

では下鴨神社の納涼古本まつりに1章を割いている。

毎年お盆の時期に開催されるこの古本市の風景が細かに表現されている。

出てくる古本屋も1店以外は実在の店であり実名がそのまま列挙されている。
この記事では店名を一部ローマ字にして紹介する。

A照文堂、I書店、R書店、S堂書店、K書店、H書房、S書院、Y書房。
京都の古書店に詳しい方には大体わかるのではないか。

そして「古本市の神」が登場する。

本との出会いを助け、古本を介した男女の仲を取り持ち、古本屋の大商いを演出する。
古本の収集家たちは自宅の神棚にこの神を祀り、お祈りを欠かさない。
さらに月初に祝詞をあげ古本を供える・・・
そんなものが実際あれば自分は入信しているかもしれない。

この下鴨神社では最近ある話題が持ち上がっている。

3月3日の毎日新聞を参照して述べるが、境内にマンションを建設する計画が明らかにされた。

下鴨神社にマンション

下鴨神社(正式名称は賀茂御祖(みおや)神社)は21年に1回、社殿を新しくする式年遷宮を今年行なう。
その費用に30億円かかるが、マンションの収益の一部を今回と次回の遷宮費用に充てるらしい。

建設予定地は世界遺産区域から御蔭(みかげ)通りを挟んだ南側、駐車場や研修道場があるあたりである。
2017年春頃に完成予定で、土地代として毎年約8000万円が神社の収入となる。
土地の貸出期限である50年後には更地にして神社に返却されるらしい。

京都で、しかも世界遺産のすぐ近くということもあり、景観に配慮された造りにはなるだろうが
何か複雑な心境である。

行事や建造物を維持するにはもちろん金が必要だとわかっているが・・・


さて映画の話題からかなり脱線してしまった。
大阪・梅田に着き、JR大阪駅に隣接している映画館へ向かった。

続きは次回。

それではヘイヘイ。

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