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流され者の物語  

前々回記事の図書館で買った本についてもう1回記事を書く。

マーティン・グリーン ロビンソン・クルーソー物語 みすず書房 1993年

デフォーの「ロビンソン。クルーソー」から派生した、
色々なロビンソン・クルーソー物語について述べた本らしい。

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目次を見ると
・ヴェルヌ 「神秘の島」
・スチーブンソン 「宝島」
・ゴールディング 「蠅の王」
・トゥルニエ 「金曜日(フライデー)、あるいは太平洋の冥界」
等が載っている。

訳者が解説に書いている通り、
「ロビンソン・クルーソー」は文学の1つのジャンルになったのだろう。

自分は上記4作品のうち、トゥルニエ以外は完読している。
(「フライデー、あるいは太平洋の冥界」は途中で挫折した)
しかし本家本元のデフォーの作品は読んでいない。
少年の時に子供向けの本では読んだ記憶があるが、完訳のものは未読だ。
いつか読もうと思う(いつになることやら)。

なお他にはルソーの「エミール」やバリーの「ピーターパン」
(いづれの作品も未読)
などが挙げられており「おもろそうな」本である。

流されて島にたどり着いたロビンソン・クルーソーは最終的には脱出し
自分が読んだ本ではハッピーエンドで終わっている。
しかし本当にその後幸福な人生を送れたのだろうか。

実社会に戻りたい、故郷に帰りたいと考えていて
実際に戻ってみたら
現実とのギャップに戸惑い、世の中の動きについていけなかったのではないか。
結局「こんなはずではなかった・・・・。」
などと愚痴りながらその後の人生を過ごしたと思う。
非常に悲観的な感想だが。

自分は違った意味で流されるままに現在人生を送っている。
抱えている閉塞感から脱出したいが(鴨長明みたいな隠遁生活にあこがれている)、
期待や理想と大きく異なった場合、そこには絶望しかない。

色々な期待や理想あるいは妄想等を抱えて
流されるままに人生を送っていくのが結局幸せなのかなあ、
とビールを飲みつつ夜勤明けのぼおーっとした頭で考えながらこの記事を書き終える。

おやすみ。

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