つくぶすま68の備忘ログ ホーム »2014年11月
2014年11月の記事一覧

すべてを生産している人々には何もなく・・・  

前回の続き。

2回目に売った本について書く。
売ったのは以下の通り。

①ビーパル 2014年12月号 小学館

②ナショナル・ジオグラフィック日本版 2014年11月号 日経ナショナル・ジオグラフィック社

③本の雑誌 2014年10月号 本の雑誌社

④望星 2014年9月号 東海教育研究所

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⑤アラン・セルジャン アナーキストの大泥棒 水声社 2014年

⑥湯山重行 500万円で家を建てる! 飛鳥新社 2012年

⑦神沼克伊 南極の四季 新潮選書 1994年

⑧内沼晋太郎 本の逆襲 朝日出版社 2013年

⑨山田吉彦 日本の国境 新潮新書 2005年

⑩岡崎武志 古本病のかかり方 ちくま文庫 2007年

(青字の本はその本に関する過去記事へのリンクになっている)

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⑤はアナーキストの作家が書いたアナーキスト、アレクサンドル・ジャコブの伝記である。

ジャコブは少年時代に見習い水夫として遠洋航路船に乗り込み、16歳でアナーキストとして私有財産と闘う非合法主義運動に参加した。
警官殺害の裁判で才気煥発の答弁を行い新聞を賑わせ、南米ギアナの流刑地で23年間を過ごした。
波瀾万丈の冒険と流刑地での地獄を潜り抜けてきた彼の一生が記されている。

著者のセルジャンもジャコブに負けず劣らずの人生を送っている。

1908年、パリに生まれ、1982年にパリの精神病院で没した彼は小学校卒業後すぐに働き始め、人民戦線期に共産党に入党した。
やがてガストン・ベルジュリの“社会戦線”に参加。第二次世界大戦中のドイツのフランス占領時、極右の社会革命行動党の活動を支えた。
解放後に投獄されたが、占領下でレジスタンス派を助けたこともあってか、半年で釈放され、作家活動を開始した。

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この本は帯の文句に惹かれて買った。

「すべてを生産している人々には何もなく、何も生産していない奴らがすべてを所有している!」

その通りである。投機家連中(「投資家」の方々ではなく)に言ってやりたい言葉である。

買い取り金額は以下の通り。

雑誌 × 4冊 160円

単行本 × 2冊 200円

単行本 1冊 50円

新書 1冊 40円

新書 1冊 20円

文庫本 1冊 20円

計 490円

この2回で20冊ほど売ったが、全然部屋が整理された感じにはならない。
やはり50冊、100冊単位でないと部屋の散らかりは治まらないのだろう。

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category: 本を売る

thread: 断捨離

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タツノオトシゴ、龍にはなれず  

最近、本の整理を行なっている。
買う本が増えて置き場所に困るようになってきたからだ。
自分はいわゆる「蔵書家」とは違う。
彼らに比べたら蔵書の量は微々たるものであるが、本による部屋の散らかり方が鬱陶しく感じられてきた。

この1ヶ月で2回本を売っており今回記事はその1回目について書こうと思う。

その前に
アメリカンフットボール関西学生リーグDiv.1の順位が確定したので以下に記す。

1位 関西学院大(5年連続54回目リーグ優勝、甲子園ボウル出場をかけて東海代表の名城大と11月30日に対戦)

2位 立命館大

3位 関西大

4位 近畿大

5位 神戸大

6位 龍谷大

7位 京都大 (入れ替え戦へ、12月7日に追手門学院大と対戦)

8位 同志社大 (入れ替え戦へ、12月7日に桃山学院大と対戦)

上位3校は昨季と変わらず同じ順位。
近畿大は2003年以来の4勝をあげ4位。
神戸大は2年ぶり5位。

そして今季、自分が注目していたのは龍谷大シーホースだった。
初戦、京都大を破りその凋落の端緒を開いたが結局6位どまりになってしまった。

さて、売った本は以下の通り。

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① フィールダー vol.17 2014年 笠倉出版社

② シンラ 2014年11月 復刊第2号 新潮社


③ナショナル・ジオグラフィック2014年10月号 日経ナショナル・ジオグラフィック社 

④所功 京都の三大祭 角川選書 1996年

⑤和田芳治 里山を食いものにしよう 阪急コミュニケーションズ 2014年

⑥中島岳志 中村屋のボース 白水社 2005年

⑦ティムール・ヴェルメッシュ 帰ってきたヒトラー 上・下 河出書房新社 2014年

⑧高野秀行 世にも奇妙なマラソン大会 集英社文庫 2014年

⑨松本仁一 カラシニコフⅠ,Ⅱ 朝日文庫 2008年

計11冊

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買い取り金額はというと

・雑誌 × 3冊 140円

・文庫30円 × 3冊 90円

・単行本100円 × 2冊 200円

・単行本10円 × 3冊 30円

合計 460円


特に感想もないので
次回へ続く。

次回は2回目に売った本について書く。


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category: 本を売る

thread: 断捨離

janre: ライフ

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思わぬ形で師弟対決実現  

アメリカンフットボール関西学生リーグDiv.1の最終節(第7節)が11月22日~24日の3連休に行なわれている。

通常なら優勝をかけた関西学院大ファイターズと立命館大パンサーズの全勝対決が注目されるところである。
しかし自分は京都大ギャングスターズについて書こうと思う。

京都大はこの最終節まで1勝しかしていない。
22日の関西大カイザース戦で負ければ1947年創部以来初めてのDiv.2(2部)との入れ替え戦を戦うことになってしまう。

で、試合結果はというと

京都大は12対14で競り負け、7位(8校中)が確定、入れ替え戦に回ることが決定した。

京都大は第3クオーターまで12対7とリードしていたが
最終第4クオーター残り50秒で関西大に8ヤードタッチダウンパスを決められ逆転された。
その直後の攻撃で京都大はロングパスを試みたが、インターセプトされ万事休す、試合が終了した。

入れ替え戦は12月7日、Div.2Aブロック1位の追手門学院大ソルジャーズと戦うことになる。

この追手門学院大の総監督を務めるのが名将水野彌一氏だ。
京都大の前監督で、栄光の歴史を作り上げたその人である。

その追手門学院大と対戦することになった京都大学。
前監督と現監督の師弟対決がこのような形で実現してしまうとは両者ともに複雑な思いがあるだろう。

何はともあれ12月7日の試合に是非注目したい。

追手門学院大学ソルジャーズ

ちなみに7位以下が確定している同志社大ワイルドローバーは
Div.2Bブロッック1位の桃山学院大サンダーリングリージョンライオンズ(長い名前だ)と同じく12月7日に入れ替え戦を戦う。

冒頭に書いた全勝対決は関西学院大が立命館大を21対7で下した。5年連続54回目のリーグ優勝である。
ちぇっ!また関学かよ。おもろないなあ。

関西学院大は甲子園ボウル出場をかけた西日本代表決定戦に出場することが決定した。
相手は東海学生代表の名城大ゴールデンライオンズで11月30日に試合が行なわれる。

リーグ戦は終わってしまったが
まだまだ熱い戦いが続く学生アメフトである。
目が離せない。

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category: スポーツ

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janre: ニュース

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狸が子猿にケンカを売った  

前回の続き。
京都国立博物館へ行った話である。

「明治古都館」を出て平常展示館である「平成知新館」に向かう。

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正面入り口の地面やその脇の池の中に二重丸の印が付いている。
これは豊臣秀吉が1595年に建てさせた方広寺大仏殿の柱があったところを示している(翌1596年、地震で倒壊)。


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そしてこの方広寺は豊臣家滅亡のきっかけとなった寺である。

秀吉没後にその子秀頼が1614年に大仏殿を再建させ、梵鐘も完成した。
その梵鐘の銘文「国家安康」「君臣豊楽」に徳川家康が因縁をつけた。

徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とし、家康を冒瀆しているとして大阪冬の陣が始まった。

とにかく家康は口実が欲しかったのだろう。
ホトトギスが鳴くまで待てなかったらしい。

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1階の第1室に入る。

仏像が展示してある。一際目を引くのは真ん中に鎮座している巨大な大日如来坐像(重文、大阪・金剛寺蔵)である。
現在、金剛寺は修復中で、その間だけ博物館で展示しているらしい。
同じく金剛寺の不動明王坐像(重文)も展示されていた。
こちらも巨大でそしてカラフルである。
派手ではなくエイジングされた渋みが出ている。

2階では「桃山 秀吉とその周辺」と題したオープン記念展が催されており(11月16日で終了)、
教科書で見たことがある豊臣秀吉の肖像画(重文、西教寺蔵)や秀吉の陣羽織(重文、高台寺蔵)が展示されていた。

そして「吉野花見図屏風」(重文、細見美術館蔵)。秀吉が5000人を引き連れて行った吉野への花見を描いた金屏風である。
見入ってしまった。鳥獣人物戯画もこういう風にゆっくり見られたらなあと思った。

ここまで見てきたのだが、妙に疲れたみたいで
3階や他の展示は他の機会に見ることにして退館した。

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そして特別公開されていた表門から退場し
ファストフード店で昼食を摂り、帰宅した。

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category: 京都の博物館、美術館

thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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「おたべ」を食べながら家でゆっくり見よう  

前回の続き。

JR京都駅から歩いて20分、0900時前、京都国立博物館が見えてきた。
入場口の南門あたりの歩道に多数の人々が歩いている、いや・・・並んでいる!?

なんと入場待ちの人たちがこの時間ですでに並んでいる、しかも最後尾は東大路通りに達しようとしていた。

いやはや参った・・・

しかし到着した丁度その時から入場が始まった。
開館は0930時だが混雑を見越して早めに入れているようだ。
(現在は特別に0900時開館らしい)

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自分が入館したのは0930時頃。
30分待ちであった。

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入館後、鳥獣人物戯画を見るのが最大の目的なので他の展示物は後回しにし、
まず甲巻展示室へ急ぐ。

ここも長蛇の列であった。
ここでも30分ほど待ち、1000時頃ようやく見ることができた。

「おもろいなあ。」
兎や蛙、猿が絵画なのに「動いている」。
躍動感がある。
同じ平安時代の、例えば教科書に載っているような絵とは全然違う。
(丙巻、丁巻は鎌倉時代)
ゆっくり見たいのだが係員が「歩きながら見てください。」と連呼しているので
そそくさと見ていった。

その後乙、丙、丁各巻を見ていく。
うーん、落ち着いて見られない。

図録を買ってゆっくり見るか、とせっかく来ているのに思ってしまう。
その後、他の高山寺関係の展示物を見て土産物コーナー(と言うのか?)に至る。

ここで買ったのは以下の通りである。

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展覧会図録 2600円

ガーゼ手拭い 丙巻 648円

ガーゼ手拭い 丁巻 648円

おたべ 540円


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展覧会図録には豆本がついており、甲乙丙丁各巻の絵を見ることができる。


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この後、常設展示館である「平成知新館」へ向かう。

続く。

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thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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何歳まで働かなければ・・・  

京都国立博物館へ「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展を見るために行ったが、待ち時間の長さを聞いてこの日はあきらめた、
と前々回記事に書いた。
今回はそのリベンジを果たした記事である、つもりだったが・・・

博物館行き当日、JR京都駅に0830時過ぎに降り立った。
電車の中では雑誌を読んでいた。

ナショナル ジオグラフィック日本版 2014年11月号 日経ナショナル ジオグラフィック社

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1995年の日本版創刊時から定期購読しているこの雑誌は知的好奇心を満足させてくれる。
読むと自分が賢くなったような錯覚を覚えてしまう。
しかしすぐ忘れるので「備忘ログ」として以下に記しておきたい。

毎号巻頭に小記事が数本、その後にタイトル名が表紙に記されているメイン記事で構成されている。

今号は「いつになったら引退できる?」と題された巻頭記事があり
OECD(経済開発協力機構)に加盟している34カ国の年金支給開始年齢と実際の退職年齢が男女別に記されているグラフが載っていた。

約半数の国の年金は65歳から支給されている。
66歳以上はアイルランド、アメリカ、アイスランド、ノルウェイ(以上男女共に)、イスラエル、イタリア(男性のみ)の6カ国である。
男女ともに60歳から支給されているのは韓国のみだった。
トルコでは女性は60歳前から支給されている。

そして実際の退職年齢が年金支給前という国が約半数ある。
一概には言えないが
欧米の国では年金支給前に退職する人が多いみたいである。

60歳で年金がもらえる韓国の男性の退職年齢は70歳以上だった。
(退職年齢がこれ以上はメキシコの男性のみ、メキシコの年金支給は65歳)

日本は韓国、メキシコには少し及ばないが、もちろん退職年齢は高い。
世界屈指の長寿国というのもあるだろう。しかし日本人は働くのがやはり好きなのではないか。
それとも社会政策に不備があり、働かざるをえないのか。

2050年までに加盟国の大半で定年が引き上げられると予想されている。
平均寿命が延びるにつれ財源維持が大きな課題となっているのはどの国も同じのようだ。

自分はできれば現在の年金支給65歳以前に退職したいとは思っているが生活の不安がある。
不安がなければ今すぐにでも退職したい。夜勤の残業はきついよなあ、本当に。
鴨長明みたいに隠遁したい。

少し考えさせられた。

話は京都駅に戻る。
徒歩で博物館まで行こうと思う。
烏丸通りを少し北上し、右折して七条通りを東へ歩いて行く。

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電柱には垂れ幕が下がっていた。
20分ほど歩いただろうか。
七条通りを挟んで相対している三十三間堂と京都国立博物館が見えてきた。

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続く。

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category: 京都の博物館、美術館

thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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河原町で檸檬について思う  

前回の続き。

川端三条から四条河原町の新古書店へ歩いて行く。

そこで買ったのは以下の通り。

①スーパースージー 芸文社 2001~2007年発行のうちの8冊 各108円 

②寺崎勉 林道日本一周オフロードツーリングガイド 4 佐多岬→東京 太平洋側北上ルート 山海堂 1987年 200円

③関野吉晴 海のグレートジャーニー クレヴィス 2012年 750円

④椎名誠 みるなの木 早川書房 1996年 200円

スーパースージー2001~2007

①の「スーパースージー」誌は四駆の軽自動車スズキジムニーの専門誌である。
この雑誌に野宿ライダー、寺崎勉氏が連載している。
現在は「奥の超細道」という題でジムニーに乗り各地の林道を走る記事内容だが、
今回買った初期の号では「快適宿なし生活」という題名になっている。
野宿旅のノウハウについて書かれており興味深い。
この「スーパースージー」のバックナンバーも集めてみようかなと思った。

②はその氏が全国の林道について出版した本のうちの1冊である。

③は医師、探検家の関野吉晴が、丸木船でインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで航海した記録である。
船を一から作るところから始まり、日本列島に人が来たルートの1つと考えられている海の道を辿っている。

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④は椎名誠の超常小説集。
以前から欲しいと思っていたが単行本、文庫本共になかなか見つからなかった。
今回単行本を見つけ購入。

以上の本、雑誌を買ったのは良いのだがかなり重い。
近くのブックファーストに寄ろうと思っていたが、あきらめて駐輪場へ歩き出す。

みるなの木

途中、河原町通りを挟んだ京都BALビルの建て替え工事現場前を通る。
ここには以前ジュンク堂書店が入居していた。
そして地下にはヴァージンメガストアも昔々あったよなあ。
タワーレコードより品揃えが好きだったのでよく通っていた。

何気なく工事の遮音壁(と言うのかな?)を見ると入居予定の店のロゴが描かれていた。
その中になんと丸善のロゴがあるではないか。
京都に丸善が復活する・・・
感慨深いものがある。
(現在、文具専門店は四条烏丸にあるらしいが書店は無い)

しかしジュンク堂と丸善は業務提携しており
以前入居していた書店が再び入ると言えばそれまでなのだが。

開店した暁には
お祝いにレモンを置きに行こうかな。梶井基次郎のように。

次回は京都国立博物館へリベンジを果たしたことを書くつもりだ。

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続く。

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category: 野宿ライダー寺崎勉関連の本、雑誌

thread: 京都

janre: 地域情報

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鳥獣を見るため、人物ギガ多し  

先日、京都・東山七条にある京都国立博物館へ行ってきた。

平常展示館がリニューアルし「平成知新館」として6年ぶりに展示再開したのもあるが
「修理完成記念 国宝 鳥獣戯画と高山寺」展(10月7日~11月24日)が開催されており見たいと思ったからだ。

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絵巻の中でも最もよく親しまれ、世界的にも知られる国宝「鳥獣人物戯画」(高山寺蔵)の修理が完成したことを記念して、
甲巻から丁巻までの4巻すべてが公開されている。

快晴の公休日にオートバイで出かけた。

正午前、南門横の駐輪場にバイクを入れ、券売機で入館券を買おうとしたら
博物館の係員の方が来館者に案内している声が聞こえた。

「現在、鳥獣戯画展は入館まで30分待ち、入館後、ご覧いただけるまで75分待ち、
計105分待ちです。」

えーっ!!平日でこれだけの時間待たなあかんのか?

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これを聞いてこの日はあきらめた。
後日朝早い時間に来ることにして再びオートバイに跨がった。

しかしこのまま帰るのはいやだったので
川端三条と四条河原町にある大型の新古書店へ行ってみることにした。
掘り出し物があるかもしれない。

京都市役所裏の駐輪場へバイクを入れ
まずは京阪三条駅上にある新古書店へ歩く。

それにしても中国からの観光客が多くなったなあと思う。
道中、ひっきりなしに中国語が聞こえた。

店に着き棚を見ていくが、特に買いたい本が無かった。
店を出て、四条河原町の店へ行く。

と、ここまで書いたが本日から夜勤が始まるので仮眠する。
続きは次回へ。

おやすみ。

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category: 京都の博物館、美術館

thread: 美術館・博物館 展示めぐり。

janre: 学問・文化・芸術

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百万遍で禁煙  

前回の続き。
京都・百万遍にある知恩寺での古本まつりの話である。
1100時過ぎ、早めの昼食を取るために一旦古本まつり会場を後にする。
近くのカレー屋でメンチカツカレー、サラダ・アイスティー付き880円を食う。

30分ほどで会場に戻り、再び棚を見ていく。
天気が良く、暑いくらいである。

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1400時前までに全ての店を見終わった。
午後に買ったのは以下の3冊。

①横井金谷 金谷上人行状記 平凡社東洋文庫 1965年 1000円 {谷書店}

②琵琶湖百科編集委員会 編 知っていますかこの湖を びわ湖を語る50章 サンライズ出版 2001年 500円 {其中堂}

③宮脇俊三 原田勝正 編 全線全駅鉄道の旅1 北海道4000キロ 1982年 小学館  300円 {欧文堂}

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①は近江蕪村と呼ばれるほどの大画家で江戸増上寺の貫主、横井金谷の奇想天外の半生を綴ったものらしい。
東洋文庫でこんな本があったのかと思い購入。

②は琵琶湖の自然や歴史、文化、社会に関して50人の識者が寄稿している。
前滋賀県知事で、出版当時まだ環境学者であった嘉田氏の文章も載っていた。

③は北海道の鉄道全線全駅について説明している。
1982年出版なので現在は廃線となった路線も載っておりとても興味深い。
北海道の廃線跡に自分は非常に惹かれるものがある。
バイクで北海道をツーリングするのが好きであるが、
その途中で見かける廃線跡や廃駅は物寂しくせつない。そして静かである。
心が落ち着く。
自分はそういう物寂しさや切なさ、静かさを求めたいのかもしれない。

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店を見終わった後、お茶をのみ日陰で1400時まで休憩。

そして1400時、鐘楼でチャリティーオークションが始まった。
各古書店がオークション用に出品し、その売り上げは全額寄付される。
買う気は無いが見ているだけでおもしろい。
30分間行われ、終了を見届けてから帰宅した。

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途中、新古書店に2軒寄り、「オートキャンパー」誌1冊を購入。
寺崎勉の連載記事「寄り道迷い道」を集めているからだ。
まだまだ集まっていない記事が多い。先は長い。

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帰宅後、煙草を一服。
この日は朝出かける前に家でタバコを1本吸ったのみである。
その間禁煙していたわけだ。
しかし全然気にはならなかった。なぜだろう。

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category: 京都の古本まつり

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ジーク チオンジ  

京都・百万遍の知恩寺へ行ってきた。
ここの境内で古本まつりが行われるからだ。

16店舗が参加するこの催しは毎年この時期に開催され、今年で38回目である。
自分はここ数年、毎年行っている。
今年は開催初日に行くことができた。

0930時過ぎに出町柳の地下駐車場に車を入れ、徒歩で知恩寺へ向かう。
快晴である。
15分ほどで百万遍交差点に着き、東大路通りを渡る。
今出川通り沿いの古本屋の前の歩道には均一本の台が並んでおり、思わず見てしまう。
いかん、いかん。ここで見てたらいつまでたっても寺へ行けない。

知恩寺正門

再び歩きだし、すぐ正門に着く。
まだ各店の棚はシートに覆われたままだ。

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開始まで少し時間があったので阿弥陀堂外周に陳列されている全集、大型本コーナーを見ていく。
帝国書院が出版している「世界の地理教科書」シリーズに心を惹かれたが
もし買ったとしてもどこに置くねん、と思いあきらめた。

さて1000時になり古本まつりが開始された。
自分は鐘楼に近い一角から見ていく。

3店舗で4冊購入。

①川喜多二郎 編 朝日小辞典 ヒマラヤ 朝日新聞社 1977年 800円 {ふみ書房}

②伴高蹊(ばん こうけい) 三熊花顚(みくま かてん) 近世畸人伝・続近世畸人伝 平凡社東洋文庫 1972年 800円 {三密堂書店}

③劉義慶 幽明録 ・ 張鷟(ちょうさく) 遊仙窟 他 平凡社東洋文庫 1965年 函なし 200円 {三密堂書店}

④日本人チベット行百年記念フォーラム実行委員会 編 チベットと日本の百年 新宿書房 2003年 1000円 {石川古本店}

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①は題名通りヒマラヤに関する小辞典である。
地理歴史、自然科学、登山と探検について網羅されており、即購入。

②は天明寛政期の歌人、国学者である著者が畸人、すなわち隠逸の高士たち200人余りを記した人物評伝らしい。
隠者に興味があるので購入。文章はいわゆる古文で現代語訳は付いていない。

③は中国・魏晋南北朝時代の伝奇小説集である。
以前から読みたいと思っていたが、いざ買おうとするとなぜか躊躇してしまっていた。
今回函なしで安かったので購入。

④河口慧海が鎖国していたチベットの首都ラサ入りしてから100周年にあたる2001年、日本人のチベット行きに関する記念フォーラムが開催された。
これはその記録である。

著者や出席者がチベット好きには納得の面々である。
江本嘉伸、西川一三、金子民雄、渡辺一枝、椎名誠等等。
即購入した。

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1100時過ぎに早めの昼食を取るため、西門から一旦境内を出た。

続く。

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category: 京都の古本まつり

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大文字山、マダガスカル、フィンランド  

前回からの続き。

「関西蚤の市」で買った本について書く
つもりだが、まずは当日会場で見つけて迷った末に買わなかった本について書く。
3冊ある。

関西蚤の市屋内エリア2014

1冊目は関西電力が出版した電柱広告についての本である。
広告だけでなく電柱の敷設に関する専門的なことも書いてあり興味を非常にそそられたが買わなかった。
なぜ買わなかったのだろう。今になって買わなかったことが悔やまれる。

古本は一期一会であるとわかっているつもりだったがあの時は何かが止めた。
迷ったら買う。もしハズレなら古書店に売ればいい。
肝に銘じる。

2冊目は冒険家植村直己が特集されていた朝日グラフ(毎日グラフだったかも)である。
冒険もの、探検ものが非常に好きである自分にとっては植村直己はレジェンドである。
しかし植村直己に関する本は何冊か持っており、まだ読めていない本もあるのでやめた。
広い書斎や書庫があれば買って、本を読む時期が来るまで寝かせておくことができるかもしれないが
自分の「犬小屋」みたいな狭い部屋では蔵書が限られてくる。

「犬小屋」という言葉で思い出したが、少し変わった陳列をしている店があった。
人1人がようやく座れる少し大きめの犬小屋のような小屋を木材で作り
その三角屋根を平台として本を陳列、小屋の中にも棚を作り陳列していた。
もしかしたら「犬小屋」「関西蚤の市」で検索したらネットで見られるかもしれない。

これを見たとき「この小屋の中に引きこもって本を読んでいたい」と思った。
店の方に作り方やその経緯について尋ねたかったが、生来の人見知りが災いして聞けなかった。
これも悔やまれる。
一期一会である。肝に銘じる。

3冊目は版画家、畦地梅太郎の作品集(展覧会の図録だったかな、欲しかったわりにはうろ覚え)である。
「山の版画家」畦地梅太郎の作品は最近出版社がアウトドアメーカーであるモンベルに替わった山岳雑誌「岳人」の表紙で見た方もおられるかもしれない。
かなり印象的な版画である。
これは単に価格の問題で手が出なかった。
3000円以上する本でさすがに躊躇してしまった。

さて買ったのは以下の2冊と1点である。

①安田陽介 大文字山を食べる 新風舎 2007年 1000円

②ユベール・デシャン マダガスカル 白水社文庫クセジュ 1989年 500円

③フィンランド国旗の手拭い 1188円

大文字山、マダガスカル、フィンランド

①は題名通り、京都・大文字山で山草野草や木の実、キノコを採集する話である。
大文字山と言えば五山送り火で有名だが、よく考えると地元京都の人にとっては季節の恵みを与えてくれる「里山」なのだろう。
以前からほしいと思っていた本だがネットで買うのは何だか味気ない。
古書店や即売会で探していたがようやく見つけることができた。

②はインド洋に浮かぶアフリカ沿岸の島国、マダガスカルについての本である。
(マダガスカル島は面積世界第4位、本州は世界第7位)
米作が盛んであり、
アフリカとは違う独自の自然環境で代表的なものは表紙にもなっているバオバブの木であろう。
自分がアフリカに一番行きたい国は?と聞かれれば迷わず「マダガスカル」と答える。
その国の本があったから迷わず購入。

そして併催されていた関西北欧市にも足を運ぶ。
人生の師であるスナフキンのグッズやで気に入った雑貨(自称北欧好きです)があれば買おうと思ったからだ。

で買ったのが③である。

関西蚤の市屋外エリア2014

その後屋外会場へ行き昼飯でも食おうと思ったが、人の多さにうんざりしてそのまま寄り道もせず帰宅した。

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ほうれん草と太宰治  

今回、「関西蚤の市」で買った本について書くつもりであったが、
これは次回へ後回しにする。

会社員は「ほうれんそう」が大事だとよく言われる。
「ほうれんそう」は「報・連・相」、つまり報告、連絡、相談である。
自分も一応会社員なので知っているし、その大切さもわかっているつもりである。

しかし忙しいとつい忘れたり、怠ったりしてしまう時がある。
本日も忘れてしまい、上司に注意されてしまった。気をつけたい。

昨日11月3日、自分にとって「どえらい」事が起こってしまった。
そこで読者の方々に忘れずに報告しようと思う。
そして感謝をしなければならない。

自分のブログは現在「にほんぶろぐ村」に参加している。

ここでは「記事トーナメント」が行われている。
これはテーマに沿ったブログ記事のトーナメント大会で、気に入ったテーマのものに参加することができる。
勝負は読者の投票数で決まる。

自分は先日「神社仏閣史跡巡り」トーナメントに参加した。

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神社仏閣史跡巡りブログトーナメント

神社仏閣や史跡巡りに関する記事が対象だったので
伊勢志摩ツーリング中に伊勢神宮へ参詣した「鳥居をトカトントンと建て替える」という記事(10月10日掲載)を参加させることにした。

トーナメントは10月27日から11月2日まで行われ39名、つまり39本の記事が参戦した。(1人1記事)

まず参加者総当たり戦が2日間行われ、39名中32名が2回戦へ進む。
そしてここからトーナメント方式で2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝とそれぞれ1日かけて行われる。

なんと自分はこのトーナメントで優勝してしまったのだ。
11月2日の決勝戦の投票で紀三井寺の記事を破り栄冠を手にした。

0141103_convert_20141104124629.png

自分の記事に投票してくださった方々、記事を読んでくださった方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

なお優勝した記事題名にある「トカトントン」は鳥居を建て替えている音であるが、
普通は「トントントン」とか「トカントカン」と書くだろう。
気づいていらっしゃる方も多いと思うが太宰治の小説「トカトントン」からの借用である。

太宰治の小説で自分はこれが一番好きかもしれない。

IMGP0534.jpg

さて「関西蚤の市」に戻ろう。

次回へ続く。

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競馬場で古本を買う  

前回の続き。

1100時前に阪急仁川駅で下車し、すぐ近くの阪神競馬場へ向かう。

阪神競馬場に来るのは初めてである、
と言うより競馬場自体に来るのは初めてである。
何故なら自分は競馬をしたことがないからである。

タイトル通り古本を買うために人生初めて競馬場へ来てしまった。
関西蚤の市がここで開催されるからだ。
古本のみならず、「蚤の市」の名の通り雑貨や古道具等が売られるこのイベントでは100を超える店舗が出店するらしい。

IMGP0533.jpg

競馬とは無縁であろう老若男女がすでに多く来場していた。
入り口で会場マップ200円を買い屋内会場へ。

3階に上がり早速本を見ていく。

IMGP0537.jpg

IMGP0541.jpg

気になる店があった。

床にダンボールやシートを直接敷き、その上に本を並べていた。
フリーマーケット感を出そうというつもりか、棚や台の準備が足らず、もしくは間に合わず仕方なしかは知らないが
こういう置き方は客が商品を跨がないようなレイアウトの場合のみ許せると思う。

この店は入り組んだレイアウトで陳列しており、通路も狭いため、どうしても人がいると商品を跨いだり飛び越えたりしなければならない。
自分は後ろめたい気持ちで仕方なく本を跨いでいたが、店番の方はあまり客のそういう行動に関心がなさそうだった。
地面より少しでも良いので高く陳列するか、レイアウトをもう少し客目線で考えたら跨がなくてもいいのにと思う。

客に売る大切な商品を足で跨がれてもなんとも思わない、
人が跨いだ商品を客に売ることに何ら躊躇いも感じないのかもしれない。
売っている商品やその代価としてもらう金にあまり興味がないのだろう。
このような感想を抱いた自分は古い考え、世間一般からずれた考えの人間かもしれない。

IMGP0542.jpg

さて今回蚤の市で買った本について書くつもりが違う内容になってしまった。
次回に書くとする。


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