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2014年06月の記事一覧

弁天町で逢いましょう  

自分は本に関するブログを書いていて、にほんブログ村の「古本・古書」に参加している。

本来なら6月20日~26日開催の大阪・弁天町ORC古本祭りの記事を書くべきであると思うが書かない。
なぜなら行っていないからだ。

弁天町の古本祭りへは毎年3月の回のみしか行かないのもあるが、本がまた増えてしまうというのが最大の理由だ。

本を買ってしまうのが最近多くなり読むのが全然追いつかない。
このブログを始めたこととは関係がない。それ以前からだ。もしかしたら仕事のストレスのせいかもしれない。
そしてある種の依存症かと最近疑うようになった。

それでは解毒してみようと思い古本買いをしばらく絶とうとしたが、何故か今度は新刊書店へ行ってしまう。
行ってしまうだけでなく買ってしまう。何をか?
もちろん本をだ。完全に依存症だ。

そんな中、ある新刊書店で平台に積んであった1冊のマンガが目に入り購入した。

竜田一人 いちえふ (1) 講談社 2014年

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事故後の福島第一原発で働く作業員が描く原発ルポ漫画である。

普段は漫画を読まないし買わない。
この漫画を買った理由は原発作業員の労働内容、待遇を知りたいと思ったからだ。

週何時間労働で休日は月何日、作業服や装備等はどのようなものを使用しているか
工場労働者の自分としては非常に興味があった。

原発事故に関しては放射能汚染やクリーンエネルギー等のいわゆる「能書き」にも関心はあるが、
それよりも一労働者が働く生の姿の方が知りたいし、そちらの方が事故の真実の姿を表しているように思える。

早速読んでみよう。

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category: コミック・アニメ

thread: 漫画

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野宿ライダーは電子書籍の夢を見るか?  

1冊の月刊雑誌を買った。
今までにも結構買っている、と言っても買うのは毎月ではない。

オートキャンパー 2014年7月号 八重洲出版

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キャンピングカーが欲しいのもあるが、
それよりもある記事が読みたいのが最大の購入理由だ。
「野宿ライダー」寺崎勉が連載している「寄り道迷い道」である。

氏はオートバイツーリングや野宿生活について書いている作家で
この連載では軽トラ等で自作したキャンピングカーで林道を旅している。
キャンピングカーには「ゴキブリ○号」と名付けており現在7号まで出ている。

今号はその7号のデビューツーリングだ。

7号は軽四駆のスズキジムニーで
室内はそれほど広くはないが車中泊仕様に改造してあり、とても興味深かった。

氏の記事の最大の魅力は旅の貧乏臭さにある。
キャンピングカーのベース車はかなりの中古(軽自動車ばかり)、
キャンピング仕様にするのは必ず自作だが見た目があまりお洒落ではない。
キャンプの食事は旅先のスーパーで買った見切り品といった感じだ。

しかし嫌な貧乏臭さではない。むしろ好ましい、というよりうらやましい。
それは氏の少し隠遁者めいたところによるのかもしれない。
氏は自分がこうなってみたいと思う人間の一人でもある。
(自分はあこがれる人がたくさんいるみたいだ。鴨長明、前回記事のスナフキン等)

今回、氏の記事について書いたのは特別な理由があるからだ。
それはこの「寄り道迷い道」を是非書籍化してほしいのだ。

現在、氏は自分が把握している限りでは3誌に記事を連載している。
この「オートキャンパー」と

ジムニー スーパースージー誌 「奥の超細道」 芸文社

アウトライダー誌 「田舎暮らし、ときどき野宿」 バイクブロス

である。

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スーパースージー「奥の超細道」は書籍化(ムック本)されている。

アウトライダー「田舎暮らし、ときどき野宿」
(前身記事の「ナチュラルツーリング」はムック本として書籍化)
とこの「寄り道迷い道」はまだ書籍化されていない。

八重洲出版とバイクブロスの方々、もしこの記事を読んでいたら是非ご検討お願いします。

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category: 野宿ライダー寺崎勉関連の本、雑誌

thread: 雑誌

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アナーキー・イン・ムーミン谷  

フィンランドの作家、トーベ・ヤンソン(2001年逝去)の生誕100周年の今年、
彼女の代表作であるムーミンシリーズの関連本が多く出版されている。

それらの本を最近2冊買った。新刊で、である。

①熊沢里美 だれも知らないムーミン谷 朝日出版社 2014年

②ヨエル・ヤコブソン編 ムーミン谷の絵辞典 英語・日本語・フィンランド語 講談社 2014年

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何を隠そう自分は「ムーミン」が大好きである。
物語自体も好きだが、それよりもムーミン谷の住人達のキャラクターが好きである。
曲者ぞろいの住人ばかりで主人公のムーミントロールの影が薄くなっていると感じるのは自分だけだろうか。

浜辺で見つけた難破船を勝手に拝借して島まで帆走したり、
看板をやたらと嫌い引き抜いたり、
それを知らずに別の住人が燃やして牢屋に入れられたりと
好き勝手し放題で日常を送っている。
こういうアナーキーさは大好きである。

放浪するスナフキンは自分が最も好きな住人(というより人生の師匠)である。
隠遁者のような生活、これは理想の生き方だと思う。
できればスナフキンみたいになりたい
(中年のおっさんが言うようなことではないのだろうが)。

①の本は多数出版されている読解本の一つである。

まだ読んでいないのでわからないが
副題に「孤児たちのシェルター」とあるところから
ムーミンシリーズにそこはかとなく漂う陰について述べているのか。
シリーズ第1作が戦後まもなくに出版されていることと関係がありそうだ。
早速読んでみよう。

②は書名の通り、英、日、芬の3か国語の絵辞典。

単語にムーミンシリーズの挿絵が使われていて見ているだけで面白い。

自分は1989年晩夏にフィンランド、スウェーデン、ノルウェーを約1か月間旅をしていた。
そのためフィンランド語には興味が非常にある。
村上春樹の小説にもフィンランド語に関する一文が出てきた記憶もあり
後日記事にまとめてみようかと思う。

(確か「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」だったような。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」では主人公が実際フィンランドへ行った)

ムーミン谷地図

ムーミン谷・コーリング


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category: 新刊を買う

thread: 新刊

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ピンクの王冠は結構好きかも  

前回に続き、今回も自動車に関する記事を書く。

最近読了した本を紹介したい。

徳大寺 有恒 ぼくの日本自動車史 草思社文庫 2011年

この本は1993年に同じ草思社より刊行された著作を文庫化したものである。

ぼくの日本自動車史

戦後、次々と登場した国産車にリアルタイムで乗りまくった著者の体験が綴られている。
この人の体験は日本の自動車史そのもので書名の「ぼくの」は不要ではないかと思う。

ときにはこの人らしい辛口の自動車評が語られており
それが的を得ておりとても面白く読めた。

その中である車についてところどころに書かれている。
それは良くも悪くも日本車のスタンダードともいえる車だ。

「その車はなんでもない車」と著者は断言している。
しかしその「なんでもないことこそきわめて大事なこと」であるとも言っている。

そしてこの車を作っている会社は一度手を付けたことをなかなかやめないらしい。
このなんでもないことを愚直に続けていったことこそが今の繁栄につながったのではないか。

まさに「継続は力なり」である。
この「なんでもない」(というより「つまらない」?)このブログも愚直に続けてみようかと思う。

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ちなみにこの「なんでもない」車のグレードの序列だが
スタンダード、オーナースペシャル、デラックス、スーパーデラックス
ときて、それにも飽き足らず
スーパーサルーン、ロイヤルサルーンと出てきているという。
現在はどうかは知らないが、わけがわからない。

品質は素晴らしいのに趣味が悪い。
貧乏くさい人間 (貧乏な人間とは違う) が買う車なんだろう、

と口が悪くなっているのはワールドカップサッカー第二戦、対ギリシャ戦の後だからだ。

ギリシャは前半38分に一人退場し10人になったが互角に戦っていた。

実は退場と言いながら11人いるのではないかと思い本当に数えてみたが、10人だった。
それなら日本も10人かと思いこちらも数えてみたが11人だった。
おかしい。絶対おかしい。
数え間違いか?
と皮肉を言っても始まらない。
不甲斐ないと思っているのは自分たちより選手たち本人のほうがもちろん強いだろう。

日本代表選手のみなさん、悪口言ってすみませんでした。
自分たちは勝利を信じて次戦も応援します。

雑念は要らない。

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category: 乗り物

thread: 読んだ本の紹介

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ブラジルでもフランスでも敗れた  

日本時間の6月15日(日曜日)に日本はブラジルで、そしてフランスでも戦っていた。

現在ブラジルで行なわれているワールドカップサッカーだが
日本代表は予選リーグ初戦、コートジボワールに1対2で敗れた。

まだ残り2戦あるので期待したい。

一方フランスで戦っていた競技はこれで完全決着。次は来年だ。
それはル・マン24時間レースである。
(日本時間14日2200時スタート、15日2200時ゴール)

ワークス勢ではトヨタが出場。
アウディ、ポルシェと予選では三つ巴の戦いになった。
その結果、トヨタの7号車がポールポジションを獲得した。
7号車のドライバーの一人である中島一貴は日本人初の獲得だ。

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そして日産は特別エントリー枠「ガレージ56」の適用を受けて出場。
110kW電力モーターと
重量40㎏で400馬力の1.5リットル3気筒ターボエンジン(!!!)
の組み合わせというユニークなパワートレインを持っている。

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それよりもユニークなのはマシンの外観だ。
バットマンが乗るバットモービルみたいな特異な外観は注目に値する。
(一昨年のマシンカラーは黒で本当にそっくりだったが今年は白)

また日産はエンジンをプライベーターに供給している。
予選では下位クラスのLMP2クラスではトップ7を独占した。

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そして決勝だが、

日産の「バットモービル」は開始後約24分でリタイア。

ポールポジションのトヨタ7号車は開始後約14時間後、電気系のトラブルでリタイア。

総合優勝はアウディ2号車。2位にもアウディ1号車が入り1-2フィニッシュ。アウディはル・マン5連覇。
3位はトヨタ8号車が入ったが1991年のマツダ以来となる日本車総合優勝はできなかった。

下位クラスのLMP2クラスでは日産エンジン搭載車両が1~5位を独占し、
日本車勢として一矢を報いた。

ここは本に関するブログなので1冊紹介する。

AUTO SPORT特別編集 ル・マン24時間2012 三栄書房 

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トヨタが1999年以来のル・マン復帰をし、例の日産の「バットモービル」初登場の2012年、
ル・マンは自分の中で久々に盛り上がった。そのレース後に出版されたムックである。

やっぱり「バットモービル」はかっこいいなあ。

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↑付録のポスター

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category: スポーツ

thread: ムック本

janre: 本・雑誌

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超人、野武士、遊牧民  

先日の公休日、滋賀県守山市にある佐川美術館へ行ってきた。
ここで「ウルトラマン創世記展」という特別展示を行なっているからだ。

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琵琶湖岸近くにある佐川美術館は
名前の通り佐川急便創立40周年を記念して1998年に開館した。

美術館隣りにはJFLの佐川滋賀FC(2013年活動停止)の立派なグラウンドがあり、
湖岸近くという立地も相まって空が広く、景色が良い。

この特別展示ではウルトラQからウルトラマン80までの
脚本や衣装、マスクや模型等を見ることができる。

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リアルタイムでテレビを見ていた自分の世代にとっては非常に興味深いものだった。
カタログを買おうかと迷ったが結局辞めた。

そのかわりに美術館を出て車で20分ほどの本屋で新刊を2冊買った。
ウルトラマンとは全く関係がない。

①久住昌之 野武士、西へ 二年間の散歩 集英社

②高城剛 ライフパッキング/未来を生きるためのモノと知恵 晋遊舎

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①は東海道を歩いて東京から大阪まで行く旅の話らしい。
旧東海道に興味がある自分は目次の絵地図を見て即購入した。

②は「ハイパーメディアクリエイター」の著者が持ち物を99%処分し、
スーツケース1.2個分の荷物にまで集約し生活する話らしい。
彼のノマド的生き方に興味があり購入。

ノマド的生き方に興味はあるが、
自分の周りにあふれるモノ(特に本)を眺めていると遠い遠い世界の話・・・
モノが少ない生活にあこがれモノ(本)を買う
というのもおかしいのではないかと自分ではわかっているのだが。

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category: 滋賀の博物館、美術館

thread: 新刊

janre: 本・雑誌

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家庭と酒は読書の敵  

図書館で「買った」本について書く。

(5月23日記事 「郵便局で服を買いたい」)

中川六平 「歩く学問」の達人 2000年 晶文社

机上の学問を追及するのではなく
歩くことで学ぶことを広げてきた人を取材したルポルタージュである。

「歩く学問」という題名は本書にも登場するアジア学の鶴見良行のエッセイから取られている。
その中ではアマゾンやマレー諸島を探検調査したウォレスや
江戸時代の旅行家、菅江真澄や松浦武四郎が挙げられているらしい。

3者に共通するのは歩くことは目的地に達する手段ではなく、学問の必須の手段であったことだ。

歩くこと、そのことに楽しみがありそれが学ぶことである、
それを実践している人が本書で語っている。
建築家の藤森照信、作家の森まゆみ、俳優の小沢昭一、カヌーイストの野田知佑等だ。

歩く学問の達人


印象に残ったのは元「本の雑誌」発行人の目黒考二(書評家の北上次郎)である。
彼が「歩いている」イメージがなかなか湧かないが・・・

「本を読む時間が無くなる」と言って転職を繰り返していたらしいとは椎名誠の小説、エッセイで知っていた。
まさか本当だったとは思わなかった。冗談だと思っていた。

彼が椎名誠と会っていなかったらどうなっていたのだろうか。

しかし・・・・・

「家庭と酒は読書の敵」を標語とし、
「無理をしない、頭を下げない、威張らない」を社是として掲げる。

案外強い人間がここにいる。

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category: 古本を買う

thread: 読んだ本の紹介

janre: 本・雑誌

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苦い記憶は売って電車に乗ろう  

先日、本を売りに新古書店へ行った。

売ったのは
◎雑誌
 ①アウトライダー 2014年6月号
 ②ナショナルジオグラフィック日本版 2014年5月号

   他1冊

◎単行本
 ③方丈記 発心集 新潮日本古典集成 第5回 新潮社
 ④高野秀行 辺境の旅はゾウにかぎる 本の雑誌社

   他3冊

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①アウトライダー誌は「野宿ライダー」寺崎勉の連載「田舎暮らし、ときどき野宿」を読むために毎号買っている。
 その他の特集記事にあまり興味が無かった場合のみ処分。

②ナショナルジオグラフィック日本版は創刊以来、定期購読している。
 毎号保管すると大変な冊数となるため、記事を吟味し、残しておきたい号以外はこれも処分。

③鴨長明の発心集は最近角川文庫より現代語訳付の完全版が発売された。
 そのため今回、この函付の本を売ることにした。

④高野秀行のこの本は前回記事にしたとおり二度買い、二度読みしてしまった本だ。
 当然これも売る。

そして買い取り金額は以下の通り。

雑誌 × 3冊 150円 + 割増15円

単行本1冊 150円 + 割増15円

単行本1冊 50円 + 割増15円

単行本 × 3冊 30円 + 割増3円

計 8冊 418円

こんなもんだろうなあ。

その後、店内の棚を見て歩き1冊購入。

中川家礼二、原武史 鉄塾 ヨシモトブックス 2011年 555円

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漫才師と政治思想史専攻の学者が鉄道について語り合う本である。

自分は著者の二人が好きである。

中川家の漫才は本当に「おもろい」。
著者の礼二はもちろんとして相方である兄、剛も漫才に不向きそうなところが逆に笑える。
いいコンビだと思う。

原武史の著書も「おもろい」。
「おもろい」の意味が中川家のものとは異なるが
難しそうな話がこの人が書くと興味深く読める。
「物語」として読めるからかもしれない。

今までに読んだ本は
・「大正天皇」(朝日選書)
・「滝山コミューン一九七四」(講談社)
・「レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史」(新潮社)
等である。

この二人が語り合うというから即買い。

しかし「おもろい」もしくは「おもろそうな」本は
なぜ古本屋でよく見つかるのだろうか。

新刊書店にもまめに通っているから新刊時に目につくはずなのに・・・
不思議である。

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category: 本を売る

thread: 古本

janre: 本・雑誌

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辺境中毒者の旅はゾウにかぎるらしい  

前回記事の続き。

「地図のない場所で眠りたい」第四章終わりの記事を読んだとき、
衝撃を受けてしばらく呆然としてしまった。

そこには著者の高野秀行、角幡唯介両人の旅・探検の写真と
著作全てのリストが載っていた。

そして高野の著作リストにある1冊の本にしばらく目が離せなかった。

「辺境の旅はゾウにかぎる」 2008.6/本の雑誌社  「辺境中毒!」のタイトルで集英社文庫収録

辺境の旅はゾウにかぎる

同じ本を買ってしまった!!!

「辺境の旅は~」は今年のゴールデンウィークに新古書店で、
「辺境中毒!」は昨年に新刊で買っている。

辺境中毒!

同じ本を買うならまだ良い。まだ許せる。
許せない(自分に対して)のは気づかずに同じ本を2回読んだことだ。
読んだのは文庫の「辺境中毒!」が先である。

そしてゴールデンウィークに「辺境の旅は~」を買って読んだあとも気づかずに
このブログで

「個人的には高野の早稲田大学探検部の先輩、作家の船戸与一との対談が面白かった。」

(5月16日記事 「イギリスの族、イスラムの酒」)

と能天気に書いている。

今から思うとどこかで同じものを読んだような気がして読み進めた記憶がある。
その時は雑誌の連載を読んだのかなと考えていたような・・・・

おもろい本だったからもう1回読もうと思って読んだ本は多々あるが、
読んだことを知らずに完読までしてしまった本はこれが初めてだ。
参った、参った・・・

が、おもろい本だったからまあ良しとしよう、

と自分に無理やり言い聞かせこの記事を終わる。

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category: 本を読む

thread: 読んだ本の紹介

janre: 本・雑誌

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探検「記」について語る  

本日も読んだ本について書く。
ゴールデンウィーク中に新刊で買った本で
このブログでも紹介済みだ。

5月18日記事「黒部の記者、山賊、そして乗客」

高野秀行、角幡唯介 地図のない場所で眠りたい 講談社

地図のない場所で眠りたい


「辺境作家」の高野秀行と探検家の角幡唯介の対談集である。

二人とも早稲田大学探検部出身で
講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞している。

探検や旅の話が多いのかと思いきや
意外にも文章の書き方や作家生活の話が多かった。

考えてみればそうだろう。

旅や探検をするだけでは後援者がつかない限り生産活動にはならない。
当然食っていけない。
食っていくには文章や記事にして発表するなり、講演をするしかない。
文章力や表現力、そしてそれらを構成する力が必要になってくる。
読んでいて「なるほどなあ」と思うところが多々あった。

ただしこのブログの文章に読んだ成果が反映されるかどうかは疑問だが・・・

本の構成は6章からなり章の終わりごとに2つの企画記事がある。
「探検を知る1冊」を挙げての対談と、
略歴や取材道具、探検時の写真等を載せ著者自身を知る記事だ。

そして第四章終わりの記事を読んだときに衝撃を受け、
しばらく呆然としてしまった。

次回に続く。

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category: 本を読む

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故郷と原爆の作り方  

本日は最近読んだ本を2冊紹介する。
2冊とも新刊で購入した。

①伊藤洋志、pha フルサトをつくる 東京書籍

②池澤夏樹 アトミック・ボックス 毎日新聞社

①は著者の二人が「生きていくのに困らない帰る場所」を
和歌山県熊野に作るレポートである。
古民家を改装しシェアハウスを作った話だ。

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暮らしの拠点を1か所ではなく過疎地などにもう一つの拠点「フルサト」をつくり、
生活すること自体を楽しむといった内容だ。
単なる田舎暮らしの本とは少し毛色が少し異なる。

著者の一人、pha(ファ)氏はニートだが東京でシェアハウスをつくっている。
鴨長明のような生き方をしたい自分は氏の生活がうらやましい。
現代の隠遁者と言えると思う。
自分は氏のブログの愛読者でもあるのでこの本に興味をもった。

そして廃校の校舎を使用した本屋(正確にはブックカフェ)のことが書かれているが
それをサポートしているのが京都の名物書店、ガケ書房である。
熊野に行く機会があれば是非行ってみたい。

(「phaの日記」の「廃校の本屋」の記事)


②は毎日新聞朝刊で連載されていた小説である。

癌で亡くなった漁師の父から社会学者の娘はCDを預けられた。
国産原爆の開発データが入ったCDである。
それを持って逃げるというサスペンス仕立ての物語だ。

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読了後はしばらくぼーっとしていた。
「おもろい」小説を読んだ後は必ずそうなってしまう。

池澤夏樹の小説は以前二作読んだことがある。
「マシアス・ギリの失脚」と「氷山の南」だ。

文学的なことはよくわからないし語れないが、
その小説が物語として「おもろい」かどうかというのはわかると思う。
自分が読んだ池澤夏樹の小説三作は間違いなくおもろかった。

最近小説をあまり読まなくなったが、
これを機にまたいろいろなジャンルの小説を読んでいきたい。



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水上ツーリング  

新古書店で下記の2冊を購入した。

①堀田貴之 海を歩く 山と渓谷社 2000年 810円

②びわ湖検定実行委員会編 びわ湖検定公式問題解説集 サンライズ出版 2012年 630円

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①はシーカヤックで北海道を一周する航海を記した本である。
宗谷岬から反時計周りで何回かに分けて旅をするらしい。

自分は北海道へは10回ほど行っている。
最初の旅行を除いて全てオートバイで道内を周り、
道南の一部を除いてほぼ全域、北海道一周を果たしている。

その自分の見た北海道を水上からはどのように見えるのだろうと思い購入した。
強風の襟裳岬、濃霧が多い道東太平洋沿岸は何事もなく航海できたのだろうか。

②はびわ湖検定の受検参考用問題、解説集である。

自分のような関西在住のライダーにとって琵琶湖一周コースは定番である。
今年のゴールデンウィークも日帰りで走ってきた。
琵琶湖に関して色々と興味があり購入。

カヤックやカヌーには以前から興味があり、
乗ってみたいと思っているが果たせないでいる。
実は琵琶湖をカヤックかカヌーで縦断、もしくは陸伝いに一周するのは結構面白いかもと
乗ったことがないのに妄想している。

6月に入り今年も暑い夏がやってきた。
購入した2冊とも水に関する本だが
最近のこの暑さで無意識に手が伸びたのかもしれない。

暑さに参らないように睡眠、水分は確実に取ろうと思う。

おやすみ。

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