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カテゴリー「放浪、隠居・隠遁に関する本」の記事一覧

ドングリを食べながら放浪生活  

先月の6月中旬、いつもの如く近くの新古書店へ本を売りに行った。

その中のある1冊について書いてみようと思う。

その本とは

ウィリアム・ブライアンント・ローガン ドングリと文明 日経BP社 2008年

である。

「人類の歴史は常にドングリの木と共にあった」との謳い文句でドングリの木が人類へもたらした文化に着目した文明論である。
日本の縄文文化も例に挙がっている。
狩猟採集の移動生活をしていた人々の足を止めたのは米や麦の栽培ではなく、ドングリを雨のように降らすオークの森であった。
このドングリ文化を経て、人類が家を建て定住し、安定的な主食を摂るようになり、文明や技術が起ったと述べている。

ドングリと文明

この本を知ったのは寝太郎氏(Bライフ提唱者の高村友也氏)のブログ「10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ」(2013年12月25日)である。

まず彼の提唱している「Bライフ」とは何かを説明する。
それは安い土地を買い小屋を建てて住み、自分だけの安全地帯で好きなだけ寝たり、好きな事をする。
会社勤めのような過酷な競争社会から半ばドロップアウトし、自給自足(食はもちろんエネルギーも)に近い生活をする。
できるだけ金をかけない。
そういうライフスタイルだ。

その寝太郎氏がこの本をどう読むか。
人類史、文明論だけではなく現在の実生活に直接関わる食の実践書の体を帯びてくる。

以下は氏のブログから引用。

「ドングリは、栄養豊富で、手に入れやすく、貯蔵も簡単であった。面倒なのはアク抜きだけだが、どこのドングリ文化でも優れたアク抜きの手法が伝えられてきた。」

「ドングリを拾う労働量は、麦を収穫して同じカロリーを摂取するのに要する労働量の十分の一であるという試算もある。」

「カシ・ナラ・クヌギは生え続けているし、ドングリはほとんど放置されていて、拾っても誰も文句を言わない。
こっそり一人で「ドングリ文化」を復活させれば、日本全土が自分の定住地みたいなものである。」

ドングリを主食にすれば金はかからず、農業より手間がかからず、
日本全土を、否、オークの木があれば世界中を食費をあまりかけずに旅や生活ができる・・・
そんな妄想が起こってくる。

この本を読んで本当に金や食料に困った時の為に一度ドングリを食べてみようかと思っている。
災害や失職、老後の年金給付額引き下げ・給付年齢引き上げ等はいつ起こってもおかしくない。
食っていくための経験値を上げてみる良い機会になるかも。

次回は「ドングリと文明」と共に売った本をリストアップしてみようと思う。

それではヘイヘイ。


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秘密基地の作り方  

自分は少年時代から小屋というものに妙に惹かれている。

小さいから「包まれている」という感覚が持てるところが良い。
また少し本気を出せば自分で家が作れてメンテナンスも簡単にできそうである。
自分はオートバイに乗っているのでそのガレージとしての小屋が欲しいという思いは常に持っていた。

そんな小屋の特集を行なっていた雑誌が昨年あった。

グッズプレス 2014年12月号 

グッズプレス201412

「秘密基地の作り方」と題した特集では色々な方のガレージや趣味の部屋、倉庫等を紹介している記事もあったが、
自分が注目したのは昨年10月に東京・虎ノ門で開催された「小屋展示場」の記事である。

「小屋展示場」は住宅展示場みたいに14種類の小屋を展示したイベントであった。
住宅工務店、建築資材メーカー、建築デザイナーなど幅広いジャンルから出展があり、それぞれ個性的な提案が出されていた。

自分はこのイベントに行きたかったのだが、台風のため行けなかった。
その為、この雑誌や行った方々のブログ等を読み好奇心を満足させた。

その「小屋展示場」だが、この夏「小屋フェス」と題して戻ってくる。

小屋フェスアイコン

長野県茅野市で7月25日から8月2日まで開催されるこのイベントに自分は是非オートバイで行こうと思っている。
そのついでに久々の信州ツーリングを楽しもうという魂胆である。晴れたビーナスラインは最高だろうな。
そのために有給休暇も取った。

雨が降らないことを祈る。

それではヘイヘイ。

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ビルの屋上に住んでみる  

前回の続き。

2015神保町春の古本まつり幟

大型新刊書店2軒へ行く。

まずはS堂神保町本店である。

ここの4階には広めの古書コーナーがある。
棚を見ていく。

椎名誠 わしらはあやしい探検隊 北宋社 

の単行本があった。初版である。
椎名誠の作品で自分が最初に読んだのがこの本である。
迷ったが結局買わなかった。この記事を書いている今、その事を少し後悔している。

代わりに買ったのは新刊。同じく椎名誠の短編集。

椎名誠 ロール・デュファイ 屋上の黄色いテント 柏艪(はくろう)舎 2010年

以前所有していたが手放してしまっていた。

屋上の黄色いテント

本と同じタイトルの作品である「屋上の黄色いテント」をたまに読みたくなる時があり、
今回たまたま見つけ購入した。
新刊なのに背の部分が少し色あせている。
帯が掛かった部分と微妙に色が違うがもちろん読むには差し支えない。

アパートを焼け出された主人公の男が、勤めている会社のビルの屋上に密かにテントを張って生活する話である。
浮き世離れして隠者めいた主人公の生活がなんか良い。少しうらやましい。

店を出ると靖国通りのワゴンの片付けが始まっていた。
空もますます暗くなっていた。

次にSグランデへ行く。
神保町へ来たら必ず立ち寄る階があるからだ。

次回へ続く。


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魚雷とマスクは貧乏がよく似合う  

最近、貧乏に関する新刊を2冊買った。

①岡崎武志 貧乏は幸せのはじまり ちくま文庫 2014年

②山崎寿人 年収100万円の豊かな節約生活術 文春文庫 2014年

貧乏は幸せのはじまりって本当か

①は2009年、メディアファクトリーから刊行された「あなたより貧乏な人」を改題、再編集し文庫化したものである。
古今東西の有名人の貧乏生活を紹介していておもろい。

この本は古書好きの方に是非お勧めしたい。
著者の岡崎氏は古本ライターとして有名でご存じの方も多いかと思う。

自分は以前、単行本の「あなたより貧乏な人」を買って読んだことがある(アマゾンで古本を買った)。
今回何故買ったのかと言えば理由は2つある。

単行本を資源ごみに出してしまって現在手元にないことが第1の理由。
(単行本で場所を取ってしまう、それで売ろうとしたが状態が悪すぎた)

もう一つの理由は文庫本にはライターの荻原魚雷氏との対談が載っているからだ。
荻原氏のエッセイは貧乏と古本に関するものが多く、ぜひ買って読んでみたいと思った。

そして東京の古書店、古書ますく堂店主との対談も併録されていて古書好きの方には興味深い一冊だろう。

②は東大卒の50代無職の男が20年以上定職に就かず月3万円で生活する術と日常を綴った本だ。
著者には不労所得が年100万円程あった。
収入は少ないのに豊かな生活だと感じた。うらやましい・・・

自分は以前から貧乏な話に惹かれるのだが、その理由は多分精神や時間に余裕がある話が多いからだろう。

余裕があるから本になり(もしくは本が書ける)、それを読む自分は本の内容ではなく実は登場人物や著者に惹かれているのかもしれない。

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小さな家  

先日のからっと晴れた公休日、オートバイで1時間ほどの図書館へ行ってきた。
ある雑誌が閲覧できるらしい。

その雑誌はビッグイシュー日本版だ。

pic_cover238.jpg

ビッグイシューはホームレスの人たちの自立を支援する雑誌で
ホームレスの人自身が街頭で販売している。

その238号の特集内容が「スモールハウス・ムーブメント」で
是非読みたいと思ったからだ。

スモールハウス・ムーブメントとは
小さな家に住もうという運動である。
金が無いから仕方なくといったネガティブな意味ではなく
シンプル、ミニマムな生活をしたい、
家賃や維持費のかからない住む場所を確保して好きなことをしたい
といった前向きな考え方でこの流れが起こっている。

特定の人物、団体がが起こした運動ではないみたいだが、
アメリカ人のジェイ・シェファーがよく知られている。
日本では「Bライフ」で知られ、今号で取材を受けた高村友也氏があげられるだろう。
自分は氏のブログの愛読者である。
(10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ)

鴨長明のような隠遁生活にあこがれている自分にとっては
非常に興味があり、将来是非やってみたいが
本がどんどん増えていく現状ではとてもとても・・・・・

実は今号のこの雑誌は買うつもりで
いつも販売員の方が立っている街角を探したがこういう時に限っていない。
結局図書館へ読みに行くことになった。
今度見かけたらバックナンバーがあるか聞いてみよう。

そしてこの図書館へはもう一つの目的があって行った。
それは次回へ。
ではおやすみ。

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