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カテゴリー「社会・労働」の記事一覧

労働者は生かさず、殺さず  

以下、とりとめのないことを書く。

本日は久しぶりの定時退社だと思ったら、定時後に急遽係内の会議。
結局定時後、1時間強会社に残っていた。
この会議は残業時間とカウントされない。だから残業代も付かない。
会社の業務ではなく「社員の自主的な活動」だからである。
上司の指示だから会社の業務になるはずなのに・・・

これと似た事例は他社でも多くあるだろう。
生産現場等で行なわれるQC活動、小集団活動、カイゼン活動、「勉強会」などの強制的な「社員の自主的な活動」が。

何年か前に新聞か何かで知った記憶があるのだが、
某大手企業がQC活動で「残業」する場合は残業手当を出すようにしたとの報道があった。
当たり前である。会社の指示なのだから。
大手企業でさえこの有様である。自分の勤める弱小、じゃなかった中小企業なんかに残業手当なんて出ないだろう。

帰宅して朝は読めなかった新聞を読む。
購読している毎日新聞の第一面の見出しは「残業上限「月80時間」と載っていた。

読んでみると、政府は長時間労働の是正策として残業時間の上限規制について「月80時間」を軸に調整に入ったらしい。
1ヶ月単位だけでなく、半年や1年などの期間でも規制を設け、この場合は「月平均45時間」などとする案が出ているとのこと。

過労死ラインは残業月80時間と言われている。上限をこの80時間にするのは如何なものだろうか。
月平均45時間としてもだ。45時間でも結構キツい。
この時間も書類上に残る時間が前提である。
悪く解釈すれば、心身共に健康に害はあるだろうが死なないからこの程度にしておけ、ということか。
この記事を読んで自分は江戸幕府第3代将軍の徳川家光が言ったとされている言葉「農民は生かさず殺さず」を思い起こした。

この記事を書きながらビールを飲んでいる。
キリンの一番搾りである。だが普通の一番搾りではない。

近所のスーパーで売られていたキリンの全国9工場で作られた独自の一番搾り各1缶計9缶と普通の一番搾り3缶、1箱12缶セットの内の1缶である。

9工場の一番搾り飲みくらべセット

製造した工場は千歳、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡である。
本日飲んでいるのは取手工場製造の「取手づくり」である。
普通の一番搾りはアルコール分が5%に対し、この「取手づくり」は5.5%と若干高めに作られている。
味の違いは・・・うーん、よくわからん。
自分は本当に飲ませ甲斐の無い奴である。

箱のデザインで気になったことがある。掲載した写真をよく見てほしい。
8工場がある道や県はその形が印刷されているのに、滋賀工場のある滋賀県だけはなぜか琵琶湖の形である。
何故だ?

良く解釈すれば滋賀県民、どころか関西在住の人間にとっては「母なる湖」だから特別に琵琶湖の形を、
悪く解釈すれば滋賀県なんて地味で琵琶湖しかイメージがわかないから琵琶湖にしておこうということだろうか。

とりとめもないことを書いてしまった。
本来なら今月初めに新古書店へ売った本について書くつもりだったのだが、それは次回へ・・・多分。
ヘイヘイ。

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category: 社会・労働

thread: 生活向上のために

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「悔い」の多い生涯を送って来ました  

前回、宗谷岬での年越しについて触れたが、
自分の今回の年越しは地味に家でビールを飲みながら読書をしていた。

読んでいた本は

デビッド・C・ロバートソン ビル・ブリーン レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 日本経済新聞出版社 2014年

ビジネス書である。普段このジャンルの本は読まない。

何故この本を買ったのかというと単にレゴが好きだからである。
プロフィール写真にミニフィギュアを使ったり、紹介する本の背景にレゴの基礎板を使用したりするほど好きである。
レゴ関係の本は書店で見かけたら即購入している。

レゴはなぜ

カルト的な人気を誇り、ネームヴァリューも世界トップクラスのレゴ。
この会社が2000年前後に倒産の危機に瀕していたことはあまり知られてはいない。
いかにしてその危機から脱却し驚異的なV字回復を果たしたのか。
この本にはその全容が記されている。

読んでみて痛感したのは根本的な部分でぶれない芯を持つことの重要性である。
会社経営であれば経営哲学とでも言うのか。

時代に合わせてイノベーションを起こし続けるのは必要不可欠である。
しかしぶれない芯、つまり経営哲学がしっかりしていないとそのイノベーションが先走りし過ぎ危機に陥ることになる。
レゴの場合はまさしくその例であった。

ぶれない芯、つまり創業から80年間守り続けてきた経営哲学に立ち返り、それのイノベーションとの調和によりレゴは回復を遂げた。

これは個人の人生でも同じ事が言えるのではないか。
時代や加齢とともに身辺周囲の事物をイノベーションつまり変化、刷新し続けるのも大事であるが、
自分の中にぶれない芯を持つことが重要ではないだろうか。

時代に流されてしっかりとした芯、核を持たない自分はそう思った。
その点に関して自分の人生に悔いが残るだろう。

浅い考察だが、年越しの際はこのような事を考えていた。

それではヘイヘイ。


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thread: ビジネス・起業・経営に役立つ本

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本をなるべくネットで買わない理由  

前回の続き。

吉川弘文館が発行している「歴史手帳」を買いに大型書店へ行った。

しかし売っていない。
歴史書のコーナーに毎年あるはずなのだが無い。手帳のコーナーにも行ってみたが無い。

仕方が無い。あきらめて別の書店で買うことにする。

ネットでなら手軽に買えるが、本当に本が無い場合の最後の手段としてのみ活用している。
なぜなら事前に現物を手に取ることができない。
それに「買い物をする」という実感や楽しみが無い。

最大の理由は新しい本の発見が少ないということである。
書店へ行って、目当ての本や雑誌を買うついでに何気なく本の棚を見て歩く。
自分の知らない「おもろい」本があるかもしれないと思いつつ・・・
そして「おもろい」本を発見したときの喜び、興奮。
ネットでは味わえない。

この日は結局歴史手帳を買えなかったが、折角来たのだから最近欲しいと思った新刊を買おうと思った。

・小山力也 古本屋ツアー・イン・神保町 本の雑誌社 2014年

・森山伸也 北緯66.6° 本の雑誌社 2014年

の2冊である。

まず「古本屋ツアー・・・」を買おうと文芸評論、書店・図書館本コーナーへ行く。

その途中のビジネス書コーナーの平台にあった本が目に付いた。

・吉江勝 北野哲正 ゼロ起業 実業之日本社 2014年

ゼロ起業

「資金もリスクも心配なし。ほんの少しの「知識差」でキャッシュを生み出す仕組みと集客術」
「あなたの経験・知識をお金に換えるノウハウ」
という文句に惹かれた。

工場勤めを辞めて、鴨長明みたいな隠遁生活を送りたいが
その第一歩として副業・起業をしてみたいと思っている。

隠遁生活したいのに副業・起業とは変じゃないか、とツッコミを受けるだろうが
隠遁生活をして日々の食い扶持を稼げる方法は何か無いかと常に考えている。
そのヒントになるかもしれないと思い買い物かごに入れる。

ん?いつのまに買い物かごを手にしていたのか?本がまた増えてしまうのに買う気満々じゃないか。

何はともあれ文芸評論、書店・図書館本コーナーへ。

しかし・・・

次回へ続く。

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thread: 起業

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辛子に請ふ  

前回の続き。

10月連休中に読んだ本はまだある。

①松本仁一 カラシニコフⅠ,Ⅱ 朝日文庫 2008年

②ナショナル・ジオグラフィック2014年10月号 日経ナショナル・ジオグラフィック社 

①「カラシニコフ」とは
旧ソ連の設計技師ミハイル・カラシニコフ(昨年逝去)が1947年に開発した自動小銃AK47のことだ。
故障が少なくメンテナンスも簡単で人気が高い。
100か国以上に輸出されライセンス生産もされた。
現在全世界で1億丁ほどのAKがあるといわれている。

カラシニコフ2

本書はこのAKをキーワードに世界各国を巡り、
銃に翻弄される人たちや国家を描いている。

全ては読んでいない。Ⅰ巻だけである。
その中での「はじめに」、第2章の「設計者は語る」、第6章の「銃を抑え込む」のみ読んだ。
他の章やⅡ巻は殺し合いの話ばかりのようで気が滅入りそうである。
読むのをやめた。

構造が単純で部品数が少なく、そのためメンテナンスや修理もしやすい。
ゴミや火薬かすがたまらないようにスカスカの設計にし、
変形してバナナみたいに曲がった弾も問題なく撃てる。
AKはある意味道具として傑作だろう。
芸術品かもしれない。
これは機械や設備の基本だと思うし、もし買えるならば撃つことはないだろうがAKを買いたいと思った。

第6章では現在内戦状態である東アフリカのソマリアでのルポである。
ソマリア第2の都市ハルゲイサを中心とした北西部が1991年に「ソマリランド共和国」として分離独立した。
この国は銃の個人所持を認めていない、そして管理もしっかりなされているようだ。
内戦最中のソマリアでは奇跡的なことだ。

日本ではあまり報道されないソマリランドについては

高野秀行 謎の独立国家ソマリランド 本の雑誌社

に詳しい。是非おすすめしたい。

②今号では1986年に原発爆発事故が起きたウクライナ・チェルノブイリの現在を取材している。
その近郊のゴーストタウンと化した町には現在観光ツアーが行われているらしい。
この町の静寂は内戦中であるウクライナの他の地域に比べたら安全といえるかもしれない、と語られていた。

national geographic201410

今回の公休日は生憎の雨で予定していた所へ出かけられず家にこもっていた。
次の公休日は是非晴れてほしいと思う。出かけたい所がまたあるからだ。

次回に続く。

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thread: 最近読んだ本

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「人の重みは財布の重み」  

前回の続き。

家なし、カネなしの日雇い生活を1か月間行ない、その生活、心境、体調を綴ったルポルタージュを紹介する。
この本も先日読了したばかりである。

増田明利 今日から日雇い労働者になった。 彩図社 2014年

今日から日雇い労働者

本書は2010年に同じく彩図社から発行された単行本を文庫化したものである。
著者はルポライターとして活動しながら現在は不動産会社に勤務している。

巻頭の編集部注には「日雇い」という環境で仕事をした場合の心身の変化を克明にレポートする意図でこの本は作られている、とある。
著者はこの生活を続けていくうちに精神的、肉体的に追い込まれたらしい。
「時折言葉づかいが荒くなったり皮肉な説教が混じるがあえてそのまま収録している」と記している。

日中はビル清掃、倉庫での景品袋詰め、街頭でのポケットティッシュ配り、各家庭へのチラシ配り等を行ない、
ドヤ街の簡易旅館やネットカフェで寝泊りする生活を著者は行なった。

読んで思ったことがある。
確かに仕事内容はつらい、生活も大変である。
給料は安いから1段階上の生活なんて望むべくもない。先の展望が見えず、仕事のスキルアップも望めないのは確かである。

しかし著者は1か月限定、長時間労働なしでこの生活を送っている。
それで「時折言葉づかいが荒くなったり皮肉な説教が混じる」という文章に違和感を感じた。
これは意図的に日雇いの仕事がつらい、と本の性質上強調したいか、著者は体を使う労働がよほどいやなのではないか。

1か月経てば元の生活に戻れるのである。もう少し客観的に取材できなかったのか。

ある日、平日の開店前のパチンコ屋に並んでいる人たちを見て、著者は「仕事もせずに・・・。」とつぶやく。
交代勤務で夜働いている人や世間の休日に働いて、昼間が仕事あがりであったり平日が休みの人がいるという考えが無いらしい。
日雇い生活を送って「心身共に追い込まれている」から僻みがでたのか、それとは関係なくこれは著者の本音か、もともと持っている偏見か。

交代勤務をしている工場労働者の自分にとってこの一文は非常に・・・・・。




気分を落ち着かせて記事再開。

他人の体験は文章だけでは所詮伝わらない、実際経験した者でないとわからないと思う。
もしかしたらこの著者の本当の思いは読者である自分には伝わっていないだけなのかもしれない。

読後感が良くない記事になってしまった。
次回は全く違う内容の記事を書きたい。

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thread: 読んだ本

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壇シャーリーさん  

「もう、お金のために生きるのはやめました」

と帯に書いてある本を読了した。

「それはあんたが金を持ってるからや。」とツッコミを入れたり、
「うらやましい。」と単純に思ったりするだろう。

タミー・ストローベル スマートサイジング 価値あるものを探す人生 駒草出版 2013年

スマートサイジング

断捨離、シンプルライフ関係の本でスモールハウス(タイニーハウス)での生活に興味がある人にはお勧めである。

著者は借金をしながら買い物を続け、返済のために働く生活をしていた。
そのような生活に疑問を感じて生活をシンプルにし、2.5m×5mの小さな家に住む現在に至るまでの体験が書かれている。

「方丈記」の著者、鴨長明を崇める自分にとって興味のある内容だったが、この本に対して若干の違和感を持った。
何だろう、この違和感は?

多分、著者のストローベルが女性で、男性の自分から見ると何か「オシャレ感」が漂う生活を送っていることであろう。
流行のちょっと先を行っているというような。

そして彼女が高学歴で確実に仕事のキャリアを積み上げ、モノは無いがカネはそこそこある(のだろう)という「人生の勝ち組」だという点だろう。
この本に書かれていない苦労もあったかもしれないが、自分から見れば幸せな成功者である。

この感想は中年の工場労働者である自分の単なるヒガミとして受け流してもらいたいが、共感していただける方がもしかしたらいるかもしれない。

本文に違和感を感じるが、各章間にある「スモール・アクション」という提案、アドバイスはこういう生活にあこがれる人には参考になると思う。
お勧めする、と言っても説得力が無いか・・・

口直しにモノも無い、カネも無い、そしてスモールハウスも無い生活を書いた本を次回紹介する。

続く。

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thread: 読んだ本

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イナゴと蜂の子は食べたことがある  

自分はナショナルジオグラフィック日本版を1995年4月の創刊時から毎月定期購読している。

「NEXT 明日を読む」というコーナーがある。1~2ページのコラムが3本ほど載っている。
最新の9月号のものを1本紹介する。

ナショジオ201409

「昆虫が食卓に並ぶ日」と題されたこのコラムでは肉の代わりとしての昆虫が注目を集めているらしい。

現在、開発途上国では所得の向上とともに肉の消費が増えている。
しかし家畜の飼育には多くのエサと土地が必要であり環境への負担が懸念される。
昆虫は栄養やたんぱく質が豊富で環境コストが低いのが利点である。

例えばコオロギはたんぱく質と脂肪の割合は牛や豚、鶏、鮭とほぼ変わらず、生産効率は牛の12倍らしい。
コオロギたちに5㎏のエサを与えたとする。するとそれらの可食部分の体重は2.3㎏増える。
牛の場合はたった0.2㎏の増加にすぎない。

そしてペット等のエサで知られているミールワームが環境への影響として豚と比較されている。
たんぱく質1キログラムの生産での温室効果ガスの排出量、必要な土地の広さは豚よりもミールワームの方が負荷が少ない。

2050年には世界の人口が今より20億人増え、必要な食糧もその分増える。
地球環境に負担をかけずに十分な食料が確保できるかどうかが重大な問題になってくる。

その際は昆虫を食べることも視野に入れなければならないだろう。

自分はイナゴの佃煮と蜂の子を食べたことがある。

(蜂の子は蜂の幼虫、蛹、成虫を一緒に佃煮にしたもの。信州特産だったと思うが他の地域の山間部にもあるかもしれない。)

結構うまかった。
外見さえ気にしなければ意外にも食えるものかもしれない。

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thread: 考えさせられる本

janre: 本・雑誌

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スマート草庵  

自分はナショナルジオグラフィック誌日本版を1995年4月の創刊時から定期購読している。

多分定期購読者限定とは思うがたまに非売品の小冊子が付いていて、今回は2014年7月号のそれの記事を書く。

ナショナルジオグラフィック日本版 特別編集版 地球温暖化を止める未来のエネルギー 非売品

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40ページほどの小冊子で3章で内容構成されている。

part1.温暖化する地球に生きる

part2.炭素を出さない生活

part3.水素が開く未来社会

part2では神奈川県某市のスマートシティーについて紹介している。
家庭内で必要電力を作り出しエネルギー消費を最適化する仕組みを備えたスマートハウス、
その考え方を地域全体に広げたのがスマートシティーである。

非常に興味があるが、遠い世界、自分とは縁のない世界と感じた。
多分その街に住めるのはお金に余裕のある人だけなのだろうと思うのはひがみだろうか。

自分がスマートハウスに興味があるのは
・電気料金がかからない
・停電や災害時等に困らない
この2点からである。

将来、鴨長明みたいに庵を建てて隠遁したいと思っているが、その際電気は自給してみたい。

いつになったらそんな生活ができるのだろうか。今日からまた夜勤残業の日々が始まる・・・・

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category: 社会・労働

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