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パッカイ ペ  

前回の続き。
昨年2015年夏の北海道オートバイツーリングの話である。

ツーリング4日目、0900時すぎに野寒布岬を出発、海岸線沿いを走る道道254号線を南下していった。
終点で道道106号線と合流し、引き続き海岸線沿いを南下する。

空が晴れてきた。もしかすると本日は最高のツーリング日和になるかもしれない。

途中、道道106号線から離れて抜海駅へ寄り道。
JR宗谷本線のこの駅は日本最北の無人駅である。

抜海駅2015-1

映画やテレビドラマのロケ地として使われているらしい。
古い木造駅舎で昭和の雰囲気を色濃く残している。
この駅の魅力は「何もない」ということである。
小さい田舎の無人駅というものに以前から惹かれるものがあり、各地の駅をツーリングの際はよく訪れている。

この駅を訪れたのはそんな雰囲気と地名に惹かれたからである。
「ばっかい」というこの響き。何故か分からないが良い。

語源は前回記事でもお世話になった参考文献の
北道邦彦 「アイヌ語地名で旅する北海道」 朝日新書 2008年 
によると

「Pakkay pe」、「パッカイ ペ」、「子を背負う もの」

という意味らしい。

抜海市街地の南の外れにある子供を背負った様に見える「抜海岩」が由来である。

抜海駅-2

駅の周囲は静かである。誰もいない。
羽虫のたぐいが少々鬱陶しいが、この何もない、市街地にある駅からは考えられない俗世間から離れた雰囲気がとても良い。

0930時すぎ、1台のキャンピングカーがやってきた。
それを機にオートバイに跨がり、道道106号線へ戻って一路南へ走り出した。

抜海駅から走り出す2015

次回へ続く。
ヘイヘイ。


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category: 2015北海道ツーリング

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野寒布の行きつけの店  

前回の続き。
昨年2015年夏の北海道オートバイツーリングの話である。

ツーリング4日目。
野寒布(ノシャップ)岬に聳える稚内灯台を眺めた後、観光客がたむろするエリアへ向かって歩いて行った。

ノシャップ2015-2

晴れたら利尻島や礼文島が見えるのだろうが、あいにくの曇り空。
天気のせいもあるだろう。野寒布岬には土産物店や水族館もあるのだが、地方の少々寂れた漁港という雰囲気が漂っている。

ノシャップの漁港2015

野寒布(ノシャップ)の語源は日本本土最東端の納沙布(ノサップ)岬と同じである。

参考文献の
北道邦彦 「アイヌ語地名で旅する北海道」 朝日新書 2008年 
によると

「Not Sam」、「ノ サ」、「岬のそば」という意味である。
本来は岬名ではなく、岬のそばにあったコタン(集落)の名前だったのが岬名になった。
語尾の「プ」は「Sam サ」の語尾の「m」が子音で唇を閉じるだけの音である。
子音の内破音「p」も唇を閉じるだけの音であり和人が正しく聞き取りができずに混同したらしい。

ノシャップ2015-1

しばし海を眺めた後、ある土産物店へ向かった。オートバイを駐めた土産物店である。

建物前にあり歩道に隣接している駐輪場は、屋根はないが広く、歩道への段差を越えるスロープが広く低く緩やかでオートバイライダーのことをよく考えている。
この店は稚内に来たら必ず立ち寄っている店である。
この店だけで土産物が何でも揃うため、土産物屋に度々立ち寄ったりする手間が省けるからである。土産物を考えたり選ぶ時間があったら走っていたい。
土産物を何点か購入し、宅配便で家に送ってもらうように依頼した。

オートバイに跨がり再び走り出す。
海岸線沿いを走る道道254号線を南下していった。

次回へ続く。
ヘイヘイ。

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